5月23日午前3時45分南海トラフ地震

夕飯の買い物をしていたら、突然のメール。
情報通の人からだったので、嘘とも思えず、
返信した。
「怖いね。どうしたらいい?」
どうにも出来ないから、気をつけてくださいとのこと。
いつきてもおかしくはない南海トラフ
インターネットで検索したら、第1候補に、
5月23日3時45分と記されていた。
もちろん、ノストルダムスの予言とは違い、かなり信憑性もあり、少し狼狽えた。
のんびり夕食の買い物のつもりが、無意識に、
パックのご飯や、缶詰めやカレーやシチューのパックなどを、カゴに入れ始めた。
「嘘かも?」と言う、自分に都合の良い考えに傾いてはいるが、大地震も決して来ないとは、
言い切れない想いに揺れ動きながらも、
こんな時に、備蓄品は買っておこう!
無駄にはならず、地震が起こらなければ食べればいいと、まともな状況判断をした。
国は、パニックになるので予告はしない。
時々、テレビで、南海トラフが来た時は、
3日間は、それぞれ個人で生き抜いてください。救助隊が動きだし、救援物資が届くまでは、
3日はかかると伝えていた。
家に帰り、伝えられる範囲で連絡したが、
「へぇー、ほんと?」と、半信半疑。
さもありなん、こんなに平和な時に、
自分には来ない感が強い人達が多いので、
言ってる私を不審がる。
日本の中で、あれだけの大地震が、あちこちで起こり、たくさんの死者が出たにもかかわらず、自分の家が潰れるまで、信じない。
でも、私は教えてくれた人に感謝して、空いたペットボトルに水を入れたり、すぐ食べれるおにぎりを作り、お味噌汁を作っておいた。
ベットサイドには、貴重品を入れたハンドバックと靴をおいて、逃げ出してもいい服装をして、今日は眠ることにしたのである。
「今晩地震が起こらず、用意万端したことが無駄になりますように」と祈りながら。