日本人が忘れている事

世界が大きく変わりつつある。
北朝鮮を巡って、大国はそれぞれ、国益に向けて、動き出している。
日本は未だ、政治家の虚偽の中、混迷中である。
今までのように、口先でくるっとまとめてポイにはならず、このままでは、世界の流れからは、はずれてゆくであろう。
日本人は、個人の幸せさえ確保できていれば、
世界の情勢や、日本の政治に対しては、
あまり関心がないように思う。
これほど、人材不足が深刻になり、企業も立ち行かぬ状況にもかかわらず、未だ、その問題を、具体的には解決しょうとはしていない。
骨太政策どころか、このままいけば、圧迫骨折で、屋台骨さえ壊れてしまうだろう。
私自身の身近なところでも、介護人材が不足して、施設も、在宅も、ケアの質が低下して、
そのしわ寄せは、利用者に影響している。
至る所で、外国人実習生や、労働者雇用とは言われてはいるが、国のガードは固く、そう簡単には、働くことができない仕組みに、なっている。
こんな状態が続けば、逆に違法労働者が増えて、違う問題が起こる予感がする。
言い出したらきりがないが、
「いい加減にしてよ!」と、叫んでも、
もはや、どうしょうもない。
物に溢れた、世界で、ゴミの搬出量一位の日本も、人が作り出さなければ、消えてゆく。
ロボットでは、間に合わず、欲しくても、手に入らない時代になるかも知れない。
私達は、こんな未来を、子供達に託したかったのか?
そして、伝えたかったのか?
少し、立ち止まり、考える時間も必要である。
「まだ、間に合うかも知れない」