気まずい思い。

「結論と、回避する方法があるのかを、
まずは、話してもらえますか?」
経緯を、長々と説明している人に対して、
ポイントを知りたい相手がいる。
お互いに、離れていれば、何一つ問題もなく
物事は進むのに、向き合って会話になれば、
噛み合わない。
話す本人からすれば、きちんとなぜ、どうして、こうなってるのかを説明したい。
聞く方は、まずは、問題に対して解決策はあるやなきかを知りたいと思っている。
理念も、目的も一致しているのに、
理解しあえないもどかしさに、お互い、首を傾げている姿を、見ている私も、不可解。
ベターな答えを模索しながら、報告して、
ベストな答えを決断しようとしている人と、
潔く、覚悟もできていて、どんな答えも受け止めて、答えを出そうとしている人では、
時間差がある。
昔から、話し合えばことは解決するのではないかと、思ってはきたが、話し合えば合うほど、
違う方向に行く事が多くある。
お互いの立場を譲り合うことができず、
身動きができずに苦しむ。
相撲では、一旦休憩!して、取り直しができるが、リアルな場面では、そうはいかない。
どちらの味方にもなれないし、こんな時、
上手く通訳できればいいのだが、
私は、火に油を注いでしまうので、黙ってしまう。
時間が過ぎて、終了した後、それぞれが、離れて一人になった時に、悲しみと寂しさを味わうが、それ以上に相手を理解して、信頼する事を優先する。
それが、本当の成熟した大人の振る舞いだと、
信じている。