西日本豪雨被害に思う。

毎日、テレビが西日本の豪雨被害を、報道。
涼しい、エアコンの中でみるのも忍びない。
昨日までの平和な日常が、一瞬で地獄に変わる
何故か、災害は暑いか寒い時期にやって来る。
阪神大震災以来、私たちの目の前に繰り広げられてきた悲惨な状況。
家族を失い、街を失い、人生の中で、想定外の運命に出会う。
島国で、戦争もテロも無縁の国であるにもかかわらず、同じ命を失う危険と隣り合う現状。
それでも、国も公的機関も、猛威が収まり、静かになった荒れ野の姿の前に立ち、
「早急に対処して、支援します」
おきまりの文言を並べるだけである。
以前から、これだけ科学が進歩して、予測ができて、データを見ればその通りの想定内。
総理大臣に問いたい。
「貴方は誰ですか?国民を守っていますか?」国に関わる政治家たち、公務員の人達は、
国民からすれば、管理する人、リーダーであると認識している。
そんな人達が、一睡もできない猛暑の夜を越えて、命との戦いの狭間にいる被害者に追い打ちをかけるような、宴会騒ぎ。
止める人は、いなかったのか?
現場で、自分の手で足で、助けてくださるボランティア、自衛隊、地域の有志達。
絶望の中で、若い逞しい手が差し伸べられる。
私達は、老いた、泥だらけの手で、しっかりとその手を掴まなければならない。
若者達は、人を助ける喜びを味わい、
私達は、助けられた感謝を深く味わう。