日本が消える日

人手不足を、どうしょうと、言ってる場合ではない。
戦後、日本人の努力によって、めざましく発展し、小さな国ではあったが、世界の中で、経済大国に、のし上がってきた。
そして、今では、70年の時を経て、ライフクオリティの低さにおいては、下から数えた方が早い。
もちろん、その原因は、人口減少である。
男性重視の歴史の中で、女は、家の中で家事をする、家内と呼ばれてきた。
今更ながら、安倍政権も、大慌てで、女性の働き方改革を、進めてはいるが、大昔から、女性を抑圧してきた歴史は、簡単に改革できるわけはない。
何故なら、本当の女性の気持ちを、理解し、知ろうとしないからである。
女性は、幸せな気持ちでない限り、赤ちゃんを産まなくなったのである。
どれほど、個人のお金が増えようが、人がいなくなる社会が成り立つわけがない。
女性への差別、人種への差別がなくならない限り、人口減少は止まらない。
外国人労働者、移民の受け入れ、自分の国さえ良ければいいとの考え方の中で、厳しい制度を張り巡らせて、おおらかな気持ちで、歓迎はしていない。
島国の文化だからでは無い。
イギリスも島国ではあるが、移民を受け入れ、
優秀な人材が活躍している。
「自分だけが大事」と言う、悪しき傾向から、一刻も、早く、気づき、他者の幸せを願える人間になれば、日本という国は、世界地図から消えないだろうと、信じている。