肉体改造。

70年間、粗雑に扱い、放ったらかしにしてきて、ごめんなさいと、あやまりたい。
若い頃から、夏は紫外線に晒し、冬は薄着で、素足状態。
眠いと、そのまま朝まで眠り、固形石鹸に、化粧水一本で、始末する。
食べても太らない体質に、油物や、炭水化物を食べたい放題。
60代を、超えた頃から、病院で、検査する機会が増えて、確かなるデーターを見せられて、
びっくり!
外から見ても、元気そう、自覚症状も、感じずに、来たはずの肉体のメカニズムが、狂って来ている。
標準値をHとLに、チェックされて、
動脈硬化に気をつけて下さいね」
と、ドクターに軽く言われて、
「先生、大丈夫でしょうか?」
と、恐る恐る聞くと、
「歳、相応の数値ですよ。大丈夫」
と、言われ、何となく、都合よく、安心。
の、繰り返しであった。
友人に、自分の肉体を、大切に扱う人がいて、
周りからは、神経質とか思われがちであったが、最近、肉体論議をした時に、なるほどと、思うことがあった。
確かなる、エビデンスに基づいた数値を、自覚して、自分の肉体を、客観的に管理しているといわれた。
長く生きたいとか、死にたいではなく、自分で
、努力して直せるもなら、常に基準をキープして、コントロールしているという。
一定期間、油物を抜き、甘いものを断ち、炭水化物の量を考えて食する。
その期間、精神との、戦いで、私なんかは、
「まあ、いいか。」の、自堕落人間なので、
甘いものには、依存性が出てしまう。
大病でない限り、生活習慣病は、ドクターに頼らなくても、暮らしの中で、改善できる。
耳元で、自分に甘い言葉で、囁くもう一人の、自分と、ちょっと戦うのも、面白いかなと思い、友人を見習って、就活プランの中に、組入れることを決意した。
人の中にある、執着、しがらみ、依存症、など、生活の中で、小さなことから、見つめ直すチャンスかな?
この歳で、肉体改造が出来たら、嬉しいかなーと、密かに願っているのです。