サ高住で、殺人事件

サ高住、サービス付高齢者住宅で、
とうとう、殺人事件が起こってしまった。
高齢者が、日常生活が、出来なくなった時に、
入所する施設とは、少し、色目が違う。
特別養護老人施設、老人保健施設
有料老人施設が、主な施設である。
これらは、完全に、施設側の管理下に置かれ、
色々な規制があり、不自由な部分があるが、
安全で、安心な施設であるはず。
サ高住は、普通の賃貸マンションに、色々なサービスがついているだけである。(介護に限らない)
介護度が、ついてる人たちは、また、別に介護保険のサービスを、個別で受けるシステムである。
住む家が変わっただけなので、ある意味、在宅である。
民間が経営しているので、フリースペースを活用して、地域の人たちも自由に出入りして、
子供、若者、高齢者が、誰でも、遊びに来る。
完全な施設などは、出入りも厳しくチェックされるので、関係者以外が、立ち入れないので、
衛生面や、人間関係が、把握されている。
サ高住は、シェアハウスのように、企画して、楽しいイベントを催したり、豊かな暮らしのために、計画を立てれるので、これからも、
色々なユニークなものが出来上がって行く。
ただ、基本、賃貸マンションなので、依頼しないかぎり、夜でも、部屋には、見回りは来ない。
独居暮らしに近い状態である。
これからは、大きな施設は、作れなくなったので、コンパクトで、手続き簡単なサ高住のようなマンションは、増えては来るが、
本人、もしくは、家族が、よく調べて、
本人にあった、終の住処にふさわしい場所を選ぶべきだと思う。
福祉の専門員は、過剰な説明をしたりすると、
そこの施設の回し者になるので、
積極的には、説明せず、都合の悪いことは、口を濁すのである。
何も判断できなくなって、決められなくなった高齢者に対して、
「自己決定ですから、ご自分で決めて下さい」
と、しゃあしゃあと言ってるケアマネジャーを見ると、「一種の虐待だな」と、思ってしまう。
デパートの化粧品売り場のお姉さんだって、
年寄りの化粧品はどんなのがいいかと、きけば、親切に教えて下さると思いますが?
一般の人達は、福祉といえば、厚生労働省管轄と、思い込み、あまり疑ったりはしないが、
サ高住は、国土交通省管轄であり、福祉とは全く関係のない人が、経営している場合がある。
これからの高齢者たちが介護難民になり、
さまよう中で、終の住処であり、幸せのありかを見つけてもらいたいと、願っています。