年寄りの冷や水

今年で、ブログは終わりにしょうかと、落ち込んでいた。
「一瞬で人の心を揺さぶる1行が大切なんで」
超人気の若者が、テレビで答えていた。
確かに言語がすごい。
そして、1秒で読ませるテクニック。
「なるほどー!」
その人はツィッターで、その場で投稿すると、あっという間に、数字が答える。
「すごいわー!若い人は。」
脱帽である。
SNSとはこういうもの!を、見せつけられたのである。
老人がスマホ持って、どうすんのん、評価は分かっていたが、
「ヤンピ、ヤンピ、ヤンピ」
素直な私がいたのである。
理屈も言い訳もない世界である。
美味しそうなお料理も、可愛いワンちゃんも、美しい夕日も、すぐさまインスタ、スタンバイはない。
何のために写真機能がついてるの?
一瞬の感動をスマホに納め、みんなで共感!
「いいね!」は、本当にいいの?
スマホの機能を完全無視の、私のブログ。
今年一年の私の日記は、独りよがりの婆さんのつぶやき。
見てくださった方には、本当に感謝です。
誰かと繋がる喜びがあったから、日々の暮らしの中でブログが日課になったかも。
楽しかったこと、悲しかったこと、苦しかったことが、スマホの中に思い出として残っていることが嬉しい。
ブログを書かなかったら、私の思い出は、
すっかり退化した脳のなかから、消えていた。
来年には、写真をうまく撮れたなら、
インスタグラムに挑戦したいと、密かには思っている。