食生活はシンプルに

食生活だけは、贅沢三昧して来たので、
血液検査では見事に数字が証明される。
衣食住の中で、未だにシンプルに改善されずにいるのが、食生活である。
お肉は、少ない量でもサーロインステーキ、すき焼きもやはり柔らかい霜降りを選ぶ。
シチューにもお肉は入れたい。
魚は、青魚や鮭を繰り返し食べるので問題はないが、お肉料理は改善が必要で、野菜料理に転じなくてはならない。
生ジュースは果物は高いので野菜ジュースに。
シチューは牛肉からベーコンに。
生ハム入りのサラダはやめよう。
食生活は、意識して購入すればコスト節減、コレステロール低下など、かなりの効果が上がるだろう。
人間最後まで残るのは食欲である。
きな粉がたっぷりのおはぎが並んでいたら、ついつい手が出るし、生クリームたっぷりのケーキを見れば、気がつけば買っている。
自分との戦いである。
高齢者の習慣病の原因は全て食べ物にあり、
糖尿、高血圧、腎臓病などになれば、たちまち
過酷な食事療法である。
大好きなものを食べ過ぎての結果であり、
死ぬまで、好きなものが、口に出来なくなる。
食事療法は簡単なようでも、きっちりと続く事が難しく、命取りにもなる。
年を取っても、唯一低下しないのが食欲!
「こんなに食べられないわぁ」
と言いながら、レストランに行くと、若い人と同じだけの量をペロリと平らげる。
そんな高齢者は食べたぶんだけ、薬も飲まねばならない。
美味しいもの見たら食べるという観念を、切り替える脳の訓練から始めねばならないのである