不幸せの定義

不幸せって、どういう事なのか考えてみた。
お金がない事?
恋人がいない事?
結婚ができない事?
病気を持ってる事?
どれも違うような気がする。
小さな事、大きな事関係なく、個人に対して、一方的に不当な不利益をもたらされ、そのことで日常生活に不自由が生じる。
もちろん、最大の不幸せは戦争である。
次に、会社に利益をもたらす為になされた行為による薬害などによる被害者。
災害や不慮の事故に見舞われることも、不幸せとも言えるが、人為的、意識を持って相手からもたらされる不利益は、そこに差別が見え隠れしている。
親からの肉体的、精神的虐待、学校、会社の上位の立場を持つ先生や上司からのセクハラやパワハラ、友人、グループなどの集団的ないじめやボイコットなど、日常生活の中に不幸せの要因は、常に横たわっている。
不利益な生活を強いられた上に、被害者であるにもかかわらず、
「この人達は普通じゃない」
と思う、人間を無視する潜在意識が怖い。
長い人生の中で、人には言えないほどの不幸せは多くあったが、その悲しみを喜びに変えて、生きてきたような気がする。
その不当な行為を忘れることはないが、それを乗り越える強い力を持つ私は不幸せではないかもしれない。
自分のことも他人のことも、目を伏せることなく、しっかりと現実を受け止めていかねばならない。
人の不幸せにも関わらない、触らない、見て見ぬ振りをすることも虐待である。