働いて頂く

「働かせてあげる」から、「働いて頂く」に、
企業の雇用は変化して行く。
空前の少子化により、大変な事になっている。
優秀な人材を、企業は求めて来たが、もはや、選んでる場合ではない。
有休は、十分取れる事。
全ての社会保障完備。
残業はなし。
若い人達の働き方改革の要望は、企業側からすれば厳しい。
高齢者雇用、外国人労働者、AIロボットなど、色々手を打ってはいるが、現実的には間に合わないのである。
未来に向けて、若いパワーが不可欠であり、
「社員は神様です」
みたいな、けったいな事になりつつある。
大学を出てさえすれば良い学歴主義だけではなく、企業を動かしていける秀でた人間の取り合いになっている。
反対に、条件に満たない多くの若者達は、社会の波に乗り切れずに、漂っているのである。
多少未熟であっても、若い原石を磨く教育が出来る企業の寛容さも必要である。
人間の労働者を取り合いしている間はまだ良いが、いつの日か、ロボットの取り合いをする日がくるかも知れない。
「人間は、募集しません!」
となるのも、怖い話である。
いつの時代になっても、地球は、人間の勇気と英知で、創造してほしいと希っている。