有給休暇を自由に取ろう。

振り返れば、働いている時に、有給休暇を取ったことはあったかしらと思うほど、日本は個人的に休暇を取ることに抵抗がある。

お盆や、正月休みなど、集団で休みを取るのは堂々と休むが、個人的に冠婚葬祭以外での休みは、肩身がせまいし、出世にも響くと思うのか?

この時代に来て、やっとこさ、働き方改革により、有給休暇も義務化されてはきたが、バカンスに関しては、欧米ほど進んではいない。

未だに、
「海外旅行ばっかり行って、結構な家族!」
「休みのたびに、遊びまわってる!」
と、陰口も聞こえる。

ほっといて!
自分の休みに、自分のお金で、何処に行くのも自由です!

遅れた国の遅れた人たちの言うことはほっとくしかないが、不器用で真面目な日本人は、会社のために働き続け、気がつけば、いつもいないお父さんは、家族にまで愛想をつかされていた時代であった。

夏頃にヨーロッパに行くと、1ヶ月近いバカンスで休業している店があり、びっくりすることもあったが、大切にしているものが、日本人とはかけはなれていると感じていた。

今回のゴールデンウィーク10日間長期休暇に、大騒ぎしているが、まだ見ぬ未来には、人々の休みには、AIロボット君たちが働いてくれる職場になるのだろう。