食事療法に挑戦

自宅で、完璧な食事療法が出来ることなど、
信じてはいなかったが、一度、どこまで出来るか、試してみたいとふと思った。

血液検査のデータは、ごまかしはできないので、明らかに「高脂血症」と認めざるを得ない。

高齢者に運動と食事療法を進めていた私としては、自らを実験台にせざるを得ないだろうと考えた。

実は、甘いものは好き、乳製品全て好き、ドレッシング好きで、その上、仕事以外はほとんどゴロニャン好きは、誰も知らないが、かなり怠惰な依存症と本人が認めている。

よって、いつの日かはこんな日が来ると、医者より先に診断済み。
人間は、分かっていても、直面しない限り本気にはならない愚かなものである。

一人では、到底打ち勝つ事はできないだろう。
こっそりしちゃって、こっそり諦める自分がいるので、誰かに公言しておけば、
「それって、食べたらやばいんじゃないですかあ?」
と、皮肉のように言われたら腹が立つ。

反発心の強い私の性格を逆手にとって、
克服する以外はないかもと思っている。
ずるい私がいる。

後は、マンネリ化した料理に、新しいレパートリーが加わり、料理好きの私としては楽しみでもある。

この歳になって自分との戦いであり、成功すれば、尚嬉しい。
今の所、成功率は30パーセントもないのである。