令和ムードの中で

もはや、日本国中「令和ムード」で満載である。

ゴールデンウィークと重なり、より一層盛り上がり、楽しい上におめでたい!

しかし珍しい国である。
どこの国に行っても、国のすべての公的機関や銀行業務が、10日間全面ストップする国はない。

ATMだけは、作動して打ち込まれているが、
内部業務は人はおらず、休日明けまで停止状態である。
世界の金融が変わらず動き続けている中で、
金融の暴落が起きたら、どうなるのかしら?
私には無関係なことではあるが、ふと気にはなる。

また、北朝鮮、韓国、台湾、中国の東アジア問題が不安定な中で、何か事件が起こらない事を願いたい。
これも、年寄りの私が考えることではないのだろうが、頭の片隅にある。

スリランカのISに寄る悲惨なテロ行為で、多くの罪なき人々が亡くなられた。
一時は、ISの力も弱まったとの報道がされていたので、憤りを感じる。

来年のオリンピックに向けて、防衛も完璧に計画はされているだろうが、攻撃する者にとっては、日本に潜入するには、おめでた騒ぎの今がチャンスである。

世界の国々が、外国人労働者を辞めていこうとしている流れの中で、遅れた日本は、カンカンに推し進めているちぐはぐ。

一瞬の鎖国の解放の様に、日本中が、外国人で溢れている。
たがが外れた様な極端な出来事に、私達年寄りは、要らぬ心配をしている。

長い歴史の中で、伝統と文化を守り抜いた国は、世界の中でも、日本だけである。
それが、日本の誇りと美学である。

四季の移ろいの中、凛と佇む山並み、すべての植物に惜しみなく流れる川、そして満開の桜。
誰もが、瞼を閉じれば浮かんでくる景色を
未来においても守られる事を、希っている。