副交感神経の出番

一年間の、ブログ日記は、私にとっては、有意義なものだったと思う。

自分のことも、他人のことも、理解不能であったが、毎日、感じたこと、思った事をつれづれなるままに書くことにより、見えて来たのである。

他者からの批判、報酬の見返り、人間の本質に翻弄され、私の交感神経は疲れ果てていた。
来たる出来事に、戦闘態勢で戦い続けての人生であった。

ブログ日記を見直せば、私の思考や行動は、
女の一生
には、程遠いドラマである。

若い頃は、親からもらった元気をいいことに、やりたい放題、したい放題。
どれほど、人の心を無意識で傷つけて、迷惑をかけていたのか計り知れない。

年老いた今、壊れていく肉体を眺めながら、
弱者の人たちと同じ気持ちを共有し、ブログの中で、過去の私を振り返ることができたのである。

10年一区切りの、ライフプランを、これからは、1年ごとのライフプランに組み換えようと思っている。

令和の時代から、出発できること、何ができるかにワクワクしている。
ただ、出番のなかった副交感神経に登場してもらい、ほんの少しの休息は望んでいる。