傷ついた心を、
癒してくれるのは、
物言わぬ自然である。
温かな、太陽の光、
優しく吹く、風、
新緑の、樹々の香りが、
絶望から、希望へと誘ってゆく。
神様から、与えられた、
創造物は、
想像を絶するほど「すごい!」
愚かな人間同士が、
触れ合えば、
理不尽な言葉や、態度で
心を逆撫でされて、
擦り傷の様に「ヒリヒリ」と傷む。
誰かが、
そっと、掌に置いてくれた、
「治療薬」
柔らかな手触りが、伝わって、
再び、一歩が踏み出せる。
人間社会のこの世には、
完璧な事など、無いけれど、
「トライとエラー」を、
繰り返し、
ゆっくりと、成熟してゆく。
美しいと思える「美学」
澄み切った純粋な「美意識」を、
決して、失わず、
まっすぐ歩いていけば、
いつの日か、
人生の、「完成」に辿り着く。