カラカラに乾いた、
心と身体が、
湿った部屋の中で、
潤ってゆく。
雨音が、
自律神経のバランスをとる様に、
乱れない朝が来た。
低気圧が、
日本列島を、鷲掴みにして、
楽しい休日は、二の足を踏む。
雨、風、ウイルス、
「何のその」と、
若者達は、
街に行楽に、繰り出して行く。
世界の、
「ユニクロ」が、打ち出した、
衝撃的な、「給与アップ」が、
背中を押して、
「希望の風」が、吹いて来た。
大手の企業が、
6%、7%と、
「それってなんなん?」
みたいな数字を、超えて、
「40%」と、潔い数字を出した。
我が身可愛さで、
検討します、
考慮します、
と、執着から、逃れられない、
政治家や企業家達。
「もう、うんざり」と、
萎れていた時代に、
どうあれ、
最初に、花火を上げた人の、
実行力に、敬意を評したい。
少子化対策に、経済対策、
「ちまちま」と、
四苦八苦する前に、
若者達に、夢や希望を与えるのが、
国や企業の、すべき事。
清々しい、
「太っ腹な大人」の背中を、
若者達に、見せて欲しいと、
願っている。