2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧
激動の令和の時代も、 まもなく、3年が過ぎようとしている。 「石の上にも三年」 と言われて、長い辛抱の喩えであるが、 今の3年は、あっという間。 幼少期、 「もう幾つ寝ると、お正月」 と、指折り数えて、待っていた。 高齢期、 待つ暇もなく、「光陰矢…
「トイレの神様」は、 聞いたことがある。 私の家では、「お風呂の神様」である。 こう寒くなると、 いざお風呂に入るとなると、 「面倒くさい!」が先立って、 色々、理由を作る。 「なんかゾクゾクする」 「出掛けてないから、汚れてない」 などが、頭を交…
「オミクロン株」は、 想定内である。 安心などしていたわけでは無く、 「やっぱり!」 不気味な程、 感染数が減り続けていたが、 嵐の前の静けさであった。 12月のクリスマスや年末の書き入れ時、 政府も、「いざ出陣」で、 経済対策を、スタートさせよう…
生き延びるために、次々と変容していく、 コロナウイルス。 自然界の生命体の法則通りである。 人間もまた、生き延びるために、 危険分子と、戦って獲得する。 視界には見えず、音も聞こえず、 人の肉体に侵入して、 内部から破壊してゆく、強敵である。 一…
昔の妻は、お給料日に、 夫から、家計費だけを、現金でもらう。 そんなん、若い夫婦には、ありえん話。 現代では、 通帳管理は、全て奥様、 お給料は、口座に振り込まれて、 夫の前を素通り。 妻から、1ヶ月分のお小遣いを頂き、 四苦八苦のやりくり、 外に…
男と男、女と女、男と女、 お互い、事情があって、 会話が食い違い、口論になる事がある、 どちらかが止めなければ、 収まりがつかないが、 一線を越え出すと、負のスパイラルになる。 若さゆえ、 そのまんま「さようなら」もあるし、 年を重ねていれば、 頑…
若い頃は、 デザイン、機能性、品質を、 重視したものを、買っていた時期がある。 値段も、 とびきり高く、「ウーン」と、 その場で、固まってしまう。 「これなら一生もん」 と、納得して、清水の舞台から飛び降りる、 のが、昔の人の買い物の仕方。 日用品…
「貴方は、該当しませんが?」 「申請書類が、揃っていません」 「こちらの担当では、ないです」 公的機関の窓口の、 「けんもほろろもない返答」で有る。 お困りの方は、ぜひ窓口へ、 お悩みの方は、今すぐ相談の窓口へ、 は、うそやったん? コロナ禍の中…
今年の冬は、 いつもの年より、少し風が冷たくて、 紅葉が、とても美しい。 この美しさとは、今しか出会えない。 1ヶ月後にやって来る、 クリスマスの聖夜、 真っ白な雪が舞い散る、 今年一番の優しい夜になる事を、 願っている。 居座り続けたコロナウイル…
世の中には、 山程、お金はある。 それなのに、 此処には、「お金が無い!」 と、言う人が多い。 「金は天下の回り物」と言われて、 待っていたが、ちっとも来ない。 世の中、「不公平」と、愚痴りながらも、 今日まで、何とか、食べて生きてこれても、 「お…
最近、 「刺す」事件が、報道されている。 被害者も加害者も、 子供から大人まで、年齢はそれぞれである。 アメリカの様な、 銃社会ではないので、 銃での事件は、少ない。 自分の周りには、 犯罪に関わる様な、事件は無いので、 今までは、人ごとであった。…
「よーい、ドン!」 一列に並んだ人々が、一斉に走り出した。 「GoToトラベル」に向かう人でなく、 「半額セール」の、デパートの列でなく、 有名人のライブでもない。 京都の「御金神社」の、参拝者の列である。 宝くじが当たる、 株が上がる、 お金が…
歳を重ねてくると、 寂しい話が、 「命日」の数が増えてくる。 人の結婚式は、出席しても、 他人の「結婚記念日」など、 忘れてしまう。 親しかった人、尊敬していた人、 亡くなるまでの経緯や、 亡くなる原因によっては、 「命日」が、近づくと、想い出す。…
眩いばかりの日差しに騙されて、 窓を開ければ、冷たい風が吹いている。 人に優しい休日の朝、 登校する子ども達の声も、聞こえず、 風に靡く洗濯物も、まだ見えず。 家族もゆっくり夢の中。 「勤労感謝の日」の祝日は、 そんな人達のためにある。 混沌とし…
的確に意見を言う人は、 狡猾な言い回しに聞こえるが、 圧倒的に、他者を抜いている。 その様な人は、 一般的には、人からは好かれない。 しかし、 「ここが嫌」は、ある意味、魅力的であり、 個人的に知り合うと、惹かれてゆく。 その様な人と、暮らしを共…
一年前に注文した、 「幻のクッキー」を、受け取りに、 海沿いを走って、垂水に向かう。 一年待つから、美味しいのか、 美味しいから、一年待つのか、 定かでは無いが、 ルーティンになっている。 クッキー店に、 クッキーがないのもおかしな話だが、 お客さ…
「鼻だしマスク」で、 どこかの議員が、議員辞職まで、 命じられた報道があった。 コロナ禍の中、 色々な事情や、状況はあれど、 マスクで、議員辞職までは、 前代未聞である。 議員も、司法に答えを委ねている。 個人的には、 じゃあ、あの小ちゃな 「アベ…
仕事で使っていた、大きな白板があり、 今は、 私の物忘れ用の、道具に、 成り果てている。 専門的な仕事をする為に、 特に国家資格を合格すると、 大学受験より、嬉しい。 これさえあれば「鬼に金棒」 と、思ってしまうが、 そうはいかんのである。 受験内…
年寄り同士が、 何かの行き違いで、こじれると、 修復は難しい。 柔軟性に欠けた頭で、 思い込むと、 「ポストは赤い!」から、 脱出不可能である。 広い世界には、 「青いポスト」もあれば、 「黄色いポスト」も、あるんやけど? 「そんなもん、見たことに…
夜空を見上げれば、 いつもながらの、 美しい光を放つ月が、 すっかり、別の顔を見せていた。 皆既月食ならぬ、 「怪奇月食?」と、思うのは、 私くらいかしら。 140年前に、同じ月を見た人は、 この世には、一人もいない。 来たる65年後の皆既月食、 …
「プッシュ型」給付金どころか、 チョロチョロ、小出しの支援対策、 まるで、 「牛のよだれ」の様な、歩みである。 そんなことしていたら、 「死にますよ!」 救うどころか、「間に合いませんよ!」 この2年間、 仕事も辞めての自粛生活、 ややこしい人間関…
「物心つく頃」とは、 人によって、違う。 私の場合は、 多分、3歳前後と、記憶している。 70年以上、たった今でも、 残り続けた悲しい記憶がある。 当時は、 今の様な、食卓テーブルがなく、 座敷机で、一家6人が、 食卓を囲んでの、食事である。 父は…
生前、立川談志さんが、 人間たかが、 「食って、飲んで、やって、チョン」 と、言われてたらしい。 ある意味、 本質をついている言葉にも思える。 富裕層から貧困層まで、 色々の人に出会ってきたけど、 人間の煩悩には変わりはない。 教育の中で学んだ、 …
ガラスの様な繊細な心に、 寄り添うことなど、 触れることさえ、出来ないできた。 無骨な私が、 手掴みで、触れば、 積み上げた、美しいガラスが、 音を立てて、消えてゆく。 彼らが 大切に守っているものを、知っている。 この世には、存在しないと、信じて…
急ブレーキもかけずに、 あの曲がり角を、何度も曲がった。 真っ逆さまに落ちるかも知れない、 崖を、思い切り飛び越えた。 引き返せない道を、 後ろを、振り返りもせず、走り続けた。 全くもって、意味のない理由に、 「はい」と言えずに、否定した。 夜の…
もはや、先進国のなかでは、 日本は、「蚊帳」の外である。 経済、防衛、宇宙工学、先端医療、 EV製造、 全てにおいて、 中国は、世界に躍り出た。 40年前、 日本の、製造工場は、 人件費の安い、中国に移管した。 同時に、技術もノウハウも、 全てを、…
人には、 誰にも、「依存性」はある。 依存症まで行かなくても、 「依存性」は、多少なりともある。 物質による、 アルコールや、薬、 プロセス的には、 ギャンブルや、ショッピング、 最近流行りの、 SNSや、ゲームなどがある。 度を超えて、精神的、肉…
「これって、何?」 新人国会議員が、声を上げた。 もらった封筒の中に、 チャリ銭の如く、 軽く100万円の札束である。 貰った方が、 「おかしい!」と思うのもおかしいが、 まともな人の発想である。 他の政治家は、 当たり前のように、 上から、降って…
仕事を、お休みしてから、 2年が経った。 お休みどころか、辞めたに等しい。 コロナ感染の動向を見ながら、 タイミングを図っていたら、 あっという間に、月日が経った。 「もう、仕事は無理かも?」 すっかり、自信を無くし、 年月が、老いに拍車をかけた…
小ちゃな女の子が、 花籠一杯に、 きれいな言葉を集めてた。 青い空を、流れる雲から、 鳥のさえずりが聞こえる、緑の森から、 暖かな光が、雪を溶かして、流れる川から、 花籠に、詰め込んで。 見えない言葉を探し出し、 聞こえない言葉に、耳を澄まして、 …