「ミステリアス」な、 金曜日の、夜が明けて、 「つわものどもの、夢の後」 みたいな、朝が来た。 夜明けまでは、 化けの皮は剥がれない、 「シンデレラ」の、 絵本の様に、 「王子様」には、会えたかは、 覚えていない。 「私でない」私の、 行方を知らず、…
膨らんだ、 「野球熱」も、 まもなく、静まり、 月日と共に、忘れ去られてゆく。 心をときめかした、 新鮮な「アスリート魂」は、 脳にインプットされて、 「子ども達」の、夢になる。 世の中、 「捨てたもんじゃない」 若者達も、 「やるときゃ、やる」 と…
ロンドンの街は、 「雨と霧」の、イメージで、 幻想的な、雰囲気がある。 日本は、 「春雨じゃ、濡れて参ろう」 確か、 月形半平太のセリフである。 「薄曇り」の、 ロンドンの街を、歩いていると、 「いきなりの雨」に遭う。 傘も持たずに、 ハンカチを頭に…
「滑り込みセーフ」で、 日本の総理大臣が、 極秘のウクライナ訪問、 「タイミング」を測っての、 行動ではあるが、 一般人からすれば、 成果はどうなるのか、知り得ない。 「嵐の前の静けさ」ではないが、 日本の上空を、 ミサイルも飛ばず、 今は、 澄んだ…
毎日が、 「ホリデー」なのに、 何だか、 皆んなが、ホッとする、 「休日」は嬉しい。 春の休日は、 どこに行っても、 「ウララ、ウララ」と、 厳しい冬を越えて、 心が、温まる。 暴露の時代の中で、 多くの、若者達は、 傷つき、落胆し、畏れさえも、 感じ…
「花冷え」の、 冷たい朝、 しまい忘れたストーブが、 部屋を、暖めてくれる。 三寒四温の、この季節、 満開の桜に、 騙し討ちの様な、粉雪が舞う日も、 なきにしもあらず。 若者達は、 早すぎる、季節の先取り、 「春の装い」で、 華やかに、爽やかに歩いて…
温かな日差しの 朝の庭には、 すくい取られた冬の、 「残骸」さえ、残ってはいない。 半袖から、出ている腕の、 「皮膚感覚」が、 冬の冷たさを、覚えている。 心よりも、脳よりも、 いち早く、 肉体が、異変や変化を、 「キャッチ」する能力は、 歳を経て、…
「おもちゃ」のない、 子供部屋、 壁一面の、作り付けの本棚に、 「あいうえお順」に、 並べられた、文学全集。 「文学少女」だった母が お金に厳しい、父の目を盗んで、 子供達のために、 残してくれた、 唯一の「遺産」であった。 母親のいない、家の中は…
世の中は、 「奇想天外な」構想で、 溢れている。 野球というスポーツを、 「一瞬」で、 華やかな「イベント」に、 変えてしまった、「大谷君」 多くの人に、支持されて、 「一瞬」で、 特別枠の議員の椅子に、座る事なく、 「容疑者」になった、「ガーシー…
選挙が近づくと、 「低所得者世帯」給付、 「子育て世帯」給付の、 案が、浮上する。 冬の最中の 光熱費の値上がり、 食べ盛りの子供達の 食料品の値上がり、 暖房を控え、食事を控えて、 生活されている人達のために、 政府が、考えた対策ではあるが、 「3…
心は、 寒い冬のままに、春を迎え、 「嘘みたいな青空」が、 どこまでも、広がっている。 クローゼットから、 やっと、出番が来た、 「スプリングコート」を、 羽織って、外出。 ともすれば、 「落ち込みそうな」心を、 支えながら、 辿り着いた場所で、ひと…
「春うららの季節」となった。 旅に行こう! 山へ海へと、出かけよう! 「休日」を待ちかねて、 人も、街も、活気を取り戻してゆく。 あれ以来、 デパートや、スーパーが、 改装されて、売り場も大きくなり、 「美味しい物」が、食欲をそそる。 どんな時でも…
厳しい冬を、 追いやった春が、笑ってる。 どう頑張っても、 「移り変わる四季」を、 「自然の法則」を、 変えることは出来ない。 「やり残した」冬を、 呼び戻せずに、 一つとして、同じ季節は、 巡ってはこない。 「間に合わず」 「完結せず」 「失ったも…
65歳になると、 線引きされた、 「高齢者枠」に、入る。 75歳になると 「後期高齢者枠」で、 10年後など、あっという間に来る。 社会からは、切り離され、 忘れられた、存在ではあるが、 「選挙権」と、 「タンス預金」があるので、 かろうじて、活用…
まさに、 「春眠暁を、覚えず」の、 朝である。 目が覚めるなり、 「ガバッ」とは、起きられず、 芋虫の様に、 ベッドの中で、丸まって、 微睡んでいる。 「家族」無し、 「する事」無し、 「楽しみ」無し の、三拍子揃った、日常が、 長く、続いて、 頭も、…
誰も来ない、山の中に、 「女神」と呼ばれた、 幻の一本桜が、あると言う、 春が、来る前に、 「本当に、行くの?」 真冬の、冷たい朝 部屋の前で、立ちすくみ、 「青い扉」を、 自ら開けた貴方が、去ってゆく。 止められない 「魂」が、 貴方の掌から、こぼ…
数年前は、 「リタイヤした」夫と、 夫婦で、海外旅行をする、 友人達が、多くいた。 旅行会社に、 任せっぱなしの、気楽さで、 「ヨーロッパのどこ?」と、 聞いても、 「さあ、どこやったかな?」 呑気な、高齢者達である。 「詳細な予定」も、分からず、 …
最近は、 「国会中継」は、影を潜め、 「大谷君」大フィーバーである。 野球の事は、 「よう知らんけど」 朝から晩まで、流される映像に、 「大谷君」を、知る由になった。 年寄りからすれば、 「孫みたいな男の子」であるが、 若者達からすれば、 「夢と希…
春を象徴する、 「ワームムーン」の 満月が、欠けてゆく。 卓袱の闇の中で、 「放つ光」は、 この世のものとは、 思えないほどの、美しさである。 「もう、無理かも知れない」と、 心が疲れ果てた時、 見上げた、 「満月の力強さ」に、 生き返る時がある。 …
昔は、 街の、あちこちに、 「骨つぎ」、「あんま」などの、 看板を、よく見かけた。 近年、 整形外科的な、医療が、 進歩して、 「化学的な治療」に、変わっていった。 少子高齢化の、日本では、 産婦人科や、小児科が、 激減して、 「整形外科」は、大流行…
一昔前、 「人を見たら、泥棒と思え!」と言う、 失礼な教えも、あった時代。 日本が、 豊かになるに連れて、 そんな言葉も、消えて行ったが、 残念ながら、 何十年の時を経て、 「そう言わざるを得ない」 時代に、なって来た。 政府が、掲げた、 「国民の、…
窓ガラスに、映る、 「すっかり、春」が、 見せかけに見えて、 薄手のコートを、躊躇する。 気分だけは、 「めっきり春」のまま、 休日の外出に、心が躍る。 いつの頃からか、 同じ道を、「北へ、北へ」と、 車を走らせる様になった。 華やかな、 巨大な街へ…
人は、皆、 「湖の馬ですよ!」 「諺」好きの、友人の言葉に、 知識不足の、私は、 その場で、意味を聞けず、 ネットで検索したら、 「イギリスの諺」と、似ている。 中国の、古い「諺」に、 「人間万事塞翁が馬」と言う、 結構、お気に入りの「諺」ある。 …
昔から、 「孤立」は、考えものだが、 「孤独」は、好きである。 6人家族が、 当たり前の頃、 家族が、多くても 自分の部屋に、入れば、 「独り者」 「勉強」のふりして、 「漫画」を、描いたり、 「本」を、読んだり、 人との、 お喋りも、返事するのも、 …
春の日差しが、 眩しすぎて、 「鬱陶しい」 何もかもが、嫌になる程、 心が、渇いてゆく、 「しっとりと」、 潤いの流れが、身体の中で、 停止している。 「細い笹」の、葉先が、 少し、掠っただけの、 頬のあたりが、 「ヒリヒリ」と痛んでいる。 いつも通…
「〇〇資格、合格しました!」 若者達から、 良く、朗報がある。 「おめでたい」 事ではあるが、 「老婆心」もあって、心配している。 最近は、 流行りの、「リスキリング」もあり、 「資格」さえあれば、 就職、転職、「有利なり」みたいな、 風潮に、なっ…
いつもながら、 「両手いっぱい」お土産下げて、 彼女はやって来る。 「独居老人」の、 不自由さと、寂しさを、 充分、理解しての 「優しさ」である。 この気配りは、 「只者ではない」 若い頃は、 「大手」の旅行会社の、「添乗員」 「好奇心」と「元気さ」…
仕事関係も、含めれば、 人生の中で、 どれ程の人に、出会ったか、 数知れず。 二歳くらいの頃に、 自分以外の、 「他者」の存在を知り、 「人間関係論」が、始まった。 父は、厳しく、怖い存在、 実母は、優しく、 四人の子供達は、生まれた順番、 家族から…
「休日」には、 出かけずには、いられない、 「衝動」は、消滅している。 今日は、平日? それとも、休日? 祝日ならば、なんの日だっけ? と、いう様に、 時間が過ぎ、日々が過ぎ、 「一年」が、あっという間に、過ぎて行く。 高齢者の、日常は、 お日様の…
眠りについた直後から、 「夢」が、始まる。 覚醒された、 現実の世界から、 「境界線」を越えて、夢の中、 脳に溜め込まれた、 「記憶」から、取り出された、 良き夢、悪き夢が、 「分別」されて行く。 もう少し、 味わいたい夢の続き、 観たくても、操作は…