「もったいない世界」が無くなる

最近は、

何でも、「個人商店」の様なことが、

可能になった。

 

私の親の時代は、

家に現金がなくなると、

母の嫁入り道具の中から、

着物が数枚、質屋で売られて、

お酒に代わると、聞いていた。

 

「質屋の暖簾」をくぐるのも、

当時は、

恥ずかしく、憚られたものであるが、

昨今は、違う。

 

質屋は、

「華やかなリサイクルショップ」に、変わり、

高価なものを取り扱う店、

はきさしの靴下でも、売れる店まで、

大きなスーパーと、

一緒に、並んでる、

 

「中古品が、お金になって嬉しい!」

そんな上手い話はない、

「古いだけでは、売れん!」

お店も、汚い使い古しは買わないし、

売る方も、綺麗にクリーニングして、

「少しでも、高く売りたい!」

 

駆け引き、

騙し合い、

知恵比べ、

店も持たずに、「叩き売り!」

何でもありで、

「生きてるもの以外」は、何でも売れる!

 

いまに、

生きてるものでも、

人間以外は、引き取ってくれる、

リサイクルの、

「アニマルショップ」が出来るかも。

 

長年、

「悲しい思い出」を、

エイヤーで、断ち切る為に、

「可愛がってきたペット」を、

事情があって、手放す為に、

 

売る方は、

少し、「気持ちは心許無い」が

買ってくれるリサイクルショップも、

ある意味、

「勇気ある」、貢献しているのである。

 

昔だったら、考えられない、

新しい仕事や商い、

年寄りが言っていた、

「もったいない世界」が、

無くなっていく。