「日本の文化」は駆け抜けてみる物ではない。

地球の極東の、

「島国、日本🇯🇵」

ミサイルの音も、無人機の爆弾の音も

聞こえてはこない。

 

アウトバウンドから、

インバウンドに、

いつの間にか、「転換した日本」

 

「小さな国の小さな人間」が、

世界の大国に向けて、飛び立ち、

「エコノミックアニマル」とまで

呼ばれるほど、経済大国となった。

 

私たちの時代の、男達は、

「家庭も、恋人」も顧みず、

「企業戦士」と呼ばれて、

経済戦争に、身も心も投じた。

 

極東アジアの中では、

唯一、欧米に引けを取らない、

大金持ちの国、

敗戦国とは、思えないほどの国に、

返り咲いたのである。

 

いまや、

観光国と化した日本は、

何処にいっても、外国人の観光客が、

溢れている。

 

物価は安い、

文化は美しい、

民族は、おとなしく親切、

そんな観光国に、来ないわけはない。

 

かつては、

世界でも。優秀な製造業といわれた、

お堅い国が、

一瞬で、

「おおきに、毎度、おこしやす!」と、

笑顔で、迎え打つ、

観光国に、変身した。

 

欧米に行くと、

「人種のるつぼ」と、いわれるほど、

どの国に行っても、

外国人達が、我が国の如く暮らしていた。

 

唯一、

「難民を受け入れなかった日本」は、

極端に、

外国人が、少ない国であった。

現代でも、

「外国人に対する制度は厳しく」

多くの問題点は残っている、

 

外国人実習生や、

外国人労働者の、人達が、

日本の中で、

過酷な労働を強いられている。

 

反対に、

高級品を爆買いし、

高級なお料理に舌鼓を打ち、

高級ホテルで滞在している。

外国人の観光客が、溢れている

 

私達の時代からすれば、

「お金、お金、お金」と、

なってしまった日本の姿に、戸惑っている。

日本の文化は、

駆け抜けて、見る物ではない。

しずかに、じっくりと、

愛でて欲しいと、願っている。