2022-01-01から1年間の記事一覧

元旦過ぎれば「つわものどもが、夢の跡」

「猫の手も借りたい」 大晦日も、 独居暮らしで、のんびりムード、 おせちも、お蕎麦も、 勝手に届く、便利な時代、 今から思えば、 「あれは一体なんだった!」と、 お正月準備に、おおわらわ。 たった一日のために、 「どんだけー!」と、言うほどの、 食…

「おひとり様」のお正月

いつの頃からか、 お正月のお飾りや、鏡餅は、 飾らなくなった。 代わりに、 「白いシクラメンの花」が、 部屋の隅っこで、 静かに、咲いている。 「おひとり様」のお正月は、 シンプルに、なった。 老舗の名店の、「一人おせち」も、 小さいけれど、「一丁…

Z世代の、新たなるお正月

街は、 ロマンチックな、 クリスマスの跡形もなく、 華やかな、 「お正月モード」に、早変わり。 値上がりも、食品ロスも、 忘れたかのような、 食料品の賑わいに、 人々が、流れに飲み込まれていく。 誰が決めたか、 「知らんけど」 起源は、 千年以上前の…

「おめでとう」と言うのも、憚られる

春が、 迎えに来るまでは、 まだ、遠いけど、 希望は、捨て切れずにいる。 一跨ぎすれば、 年度が、変わり、 新しい歴史が、始まる。 「おめでとう!」と、 言うのも、憚られる状況に、 戸惑いがある。 荒れ狂う世界恐慌の中で、 モスクワと、日本だけが、 …

鏡の中の「私」が、変わってゆく

70歳を過ぎて、 年齢と、脚の持病で、 仕事を、ギブアップした。 肉体労働ではないが、 日々、新情報を把握して、 頭も、神経も使う、 「学びの園」 「やめ時、引き時」は、大切であり、 世間は、 「まだまだ」と、社交辞令、 現場は、 「いづらさ」も、な…

助け合える人達との「絆」

灰色の、空が広がり、 雲の向こうから、 光が、ハレーションを起こしている。 二枚重ねの、 薄いカーテンが、 用を成さず、 部屋の隅々にまで、眩しさが差し込む。 後、数日で、 2023年に、時は移り変わり、 悲しみは、持ち越されてゆく。 追い打ちをか…

残された時間「寝る暇ないわ!」

夜中の 0時を、過ぎると、 暖かい部屋も、 深々と、冷えて来る。 裏起毛の部屋着も、 今は、 パジャマがわりである。 いつの頃からか、 外出しなければ、 朝、昼、夜と、部屋着のまんま、 独居老人の、 特許の一つである。 何十年、 家族のために、お料理を…

木枯らしの中を「ギリギリガール」

最近、 デパ地下や、スーパーに、 買い物に行くと、 あまりの、値上げにびっくり! 「ヤンピ、ヤンピ」 いくらなんでも、 同じ商品が、倍ほど違うと、 購買力は落ちてしまう。 予定していたお料理は、 一瞬で切り替えて、 値下げの商品で、組み立てる能力は…

サンタさんではなく、お父さんを待っている

赤いトマトと、 緑のほうれん草と、 白いモチァレラチーズで、 作った、クリスマスサラダ。 ささやかな、 クリスマスイブのディナーに、 満足してる。 近くの、 小さな教会から、 讃美歌が、漏れ聞こえて来れば、 言うことなしの、聖夜である。 コロナもあっ…

「最後の看取り」は、このドクターに

私の主治医は、 すこぶる、優しい。 「〇〇さーん、どうぞ」 と、診察室のドアを、 開けて、迎え入れてくれる。 モタモタしてると、 「ゆっくりでいいよ」 もはや、 この時点で、ドクターとして、 80点は、越えている。 大概、 アカデミックな有資格者、 …

サンタが「クリスマス寒波」を、駆け抜ける

今年、 一番の、優しい夜、 クリスマスが、やって来る。 冬休みの終了式を、 終えれば、 サンタクロースが、やって来る。 一年で、流した涙が、 冷たい風の中で、 舞い散る粉雪になって、 心温まる、美しい聖夜。 そんなイメージを、 吹き飛ばす様に、 「ク…

「人として生きて来た」意味

積もり積もった、降雪が、 町を、覆っている。 電気の止まった、 夜の恐怖と、寒さに、 人々は、震えている。 当たり前の日常が、 一瞬にして、非日常となり、 時代を遡り、 不自由な暮らしに、変容する。 人間が、 月に向かう程の、化学、 数年で、 感染症…

「MADE in MAMA」からの、解放と自由

貴方を、 見失うのが、怖くて、 心に、 小さなステッカーを、貼った。 年月が経つほどに、 手を差し伸べても、 届かない場所へ、 深く、もっと深く、 地球の裏側まで、消えてゆく。 母と子は、 産み落とした瞬間から、 其々が、 背中合わせの、誕生日。 母親…

明け方の「痩せた月」

明け方の、 薄目を開けた様な、 「痩せた月」 赤らんだ雲の隙間に、見え隠れ。 冬の木枯らしは、 冷たいけれど、 ウイルスまでも、吹き飛ばし、 浄化された、美味しい空気。 胸いっぱい吸い込んで、 「健康な臓器」が動き出す。 崩れかけた精神を、 フィジカ…

「弱い結び目」は、崩壊する

霧の中を、歩き疲れて、 たどり着いた、 セントラルステーション、 小さなベンチで、 来ないかもしれない列車を、 待っている。 誰が決めたんだろう? 親や、教師や、上司には、 従順にする事、 家族や、友人や、ご近所とは、 仲良くする事、 この世の、 人…

貴方の真実が、見えて来る

刈り取られた、秋の上を、 真っ白な雪が、覆っている。 もはや、、 温かな地肌さえ、見えはしない。 数ヶ月立てば、 小さな若葉が、芽を出すことを、 知っている。 春が、 来ることを信じて、 極寒の夜を、走り抜ける。 メディアや、人々が、 隠し続けても、…

「資産家ではない」高齢者

特に、 「資産家ではない」 高齢者三人が、集い、 おしゃべりに花が咲きました。 私より若い二人は、 「年金」を、何歳でもらうか、 思案どころらしく、 年金を伸ばして、増額か、 寿命が来たら、全てが、パー! 数万円、多く貰うために、 老骨に鞭打って、…

「堕天使」の様に、落下する

冷たさの中で、 気持ちが、落ち込む時は、 一瞬で、 「堕天使」の様に、落下する。 他人が聞いたら、 「そんな事で?」と、不思議がる。 夜の帳の中、 元気のない、お月様を見た時、 優しいと思っていたのに、 きつい言葉を、言われた時、 どれも、原因では…

今年一年の「祟り」

外出を、躊躇するほどの、 雨の朝である。 「予定も未定」に、 なる時も、あるが、 空を見上げて、 朝から思案顔。 いきなり、 「ザーッと」と、降り出しそうで、 なんとか、ぎりぎり持ちそうな気もする。 12月には、 恒例の、医院巡りを決めている。 一年…

私が「私のアバター」を、選ぶ?

激動の、2022年が、 まもなく、幕を閉じる。 次なる年が、 成果のある、歓びになって欲しい。 あまりに理不尽な出来事、 無秩序な、人間の行動、 かつて、 味わったことのない、衝撃に、 心も身体も、疲弊している。 混迷の時代を、 打ち破り、脱出しよ…

「非常口」を、無意識に探している

白いタイル張りの、 6階建てのビルの中に、 私が通う、耳鼻科がある。 三、四人入れば、 いっぱいになる、エレベーターで、 4階に降りると、 クリニックはある。 白で統一された、 清潔感のある待合室で、 渡された、順番カードを、 見ながら、ボーッとして…

人生、「塞翁が馬」である。

幼い頃から、 生意気で、反抗的な、子供だと、 父からは、思われていたらしい。 昔は、 親の言う言葉は「絶対」で、あり、 抵抗すると、 手が出る親も、多かった。 現代でも、 大怪我するほど、 親が暴力を振るっても、 「虐待」、「体罰」と言うが、 明らか…

若者達のエネルギーが、命を繋ぐ

いよいよ、 ジングルベルの曲が、 聞こえて来る、季節になった。 木枯らしと、 粉雪舞う通りを、 足早に歩く人達の姿が、見える。 高齢者にとっては、 冷たい冬は、大敵で、 温かな部屋で、巣篭もり状態。 若者達は、 寒さなんか、もろともせず、 サッカーに…

「自他共に」と言う、プロパガンダ

若い頃、 大人達が、言っていた、 「自他共に」と言う、 プロパガンダの言葉。 純粋な心で、思い、 清らかな動機で、実行、 しようとすると、 ことごとく、打ち砕かれた。 親の「願いと企み」の、 ベルトコンベアには、 まんまと、乗らずに、 この地まで、た…

「ストレス」からの、脱出

出来るだけ、 期待はしないが、 常に、希望は失わずにいる。 思いがけなく、 「成就する」道に立ち、 後、一歩で、 扉が「シャットダウン」する。 とんとん拍子など、 今の世の中には、希薄であるが、 動き続けていると、 たまに、 「ひょっとして、良い感じ…

止まってしまった、古時計

寒さに比例して、 脚も、痛むし、腰も痛む。 患部を、 温めようが、冷やそうが、 効き目がない。 変形した、筋肉や、骨が、 神経に当たり、 脳に伝わり、「痛い、痛い!」 となる、メカニズム。 コロナ禍以降、 「高齢者」は、踏んだり蹴ったり、 訳のわから…

「月のため息」が、聴こえる

闇夜に、 「睨んだ満月」が、光を放つ。 人間の行動を、見抜くほどに、 地球を照らしながら、 満ち溢れるような、 優しさは、消えて、 地球を、睨んでいる。 荒れ狂う、火の海を、 地中から、噴き出す黒い塊を、 血に染まる、大陸を、 見続けてきた月が、 泣…

昭和の若者「バビブベボ」言葉

傷ついた、 2022年を、抱きしめて、 間もなく、 2023年を、迎える。 夜空の星に負けないほどの、 都会のイルミネーション、 歴史ある、神社やお寺に、 ライトアップされる、 幻想的な世界。 人工的な美が、 自然の美を、越えるとは、思わないが、 現…

「働き過ぎたり、無理したり」

夜でもなく、朝でもない、 4時45分に、目が覚めた。 窓を全開するには、 まだ、暗く、 夜の間に、冷たくなった足の先、 あったかい靴下を履いた。 年寄りは、 「朝、早起き」ではなく、 深い眠りにつけず、 ほぼ、眠ってはいないのである。 医学的には、 …

「悪意の膿」が、噴出する。

サッカー熱も、 少し、下火になり、静かな朝である。 人々は、 次なる、エネルギー源に 向かって、移り変わる。 イベントや、儀式、スポーツ、 溜まったストレスを、 発散する人、 古い文化を求めて、 静謐で荘厳な場所で、 癒されたい人。 皆それぞれに、 …