貴方の真実が、見えて来る

刈り取られた、秋の上を、

真っ白な雪が、覆っている。

 

もはや、、

温かな地肌さえ、見えはしない。

数ヶ月立てば、

小さな若葉が、芽を出すことを、

知っている。

 

春が、

来ることを信じて、

極寒の夜を、走り抜ける。

 

メディアや、人々が、

隠し続けても、

真実は、見え隠れしている。

 

パソコンの前で、

微動だにせずに、停止して、

苦しみの影が、白い額に表れている。

 

「おはよう!」

囁きかけた言葉に、

物言わぬ、背中が、

悲しみを、伝えてくる。

 

「針の筵」で、

血の涙が、流れている。

人々に、忘れられた存在の中で、

「貴方の主張」が、伝わってくる。

 

伸ばした、前髪の向こうに、

澄んだ瞳が、

「無視」と言う差別を、

しっかりと、確認する。

 

貴方から、

声が、かかれば、

いつでも、

即答出来るくらい、準備はしている。

 

言葉がなくても、

優しい波動を、出し続けた、

「無言の会話」

貴方の真実が、見えてくる。