2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ブルームーンに願いを

朝から待ちわびていた、 一番遠くて、一番小さな青い満月。 ブルームーンが、夜空に輝いている。 同時に、 ハロウィン祭の夜でもある。 この世と霊界の結界が、開かれて、 悪魔や魔女が、横行すると言われている 日本人には、 あまり馴染みのない、 キリスト…

ハンドルを離さない高齢者

「私は迷ってる」 長い人生の中で、 初めて、車のない暮らしをしている。 友人達は、 70歳を過ぎても、 「これが、最後の車にするの!」 と、新車を購入。 高齢者は、 「免許証返上」と、言われてる時代に、 なんか、ムカつくのである。 普段は、 物忘れが…

芦屋の街を愛して

小さい頃から、 芦屋の街を眺めて、育ったが、 本当に、不思議な街である。 大きな西宮市と神戸市に挟まれた、 街の真ん中を、芦屋川が流れる小さな街。 そんな街なのに、 JR芦屋近辺には、大丸百貨店があり 都心に出かけなくても、ほとんどの物が揃う。 …

異次元の言語

「必死のパッチで頑張ってる!」 「困った困った、コマドリ姉妹!」 「しまった、しまった島倉千代子」 若い人達には、ウケないが、 私達の年代なら、誰もが知ってて、 大笑い! 「パッチ」自体が、分からない若者もいる。 オッサンの代名詞の様に、 男性の…

ありがとうおじさん

一昔前、 「ありがとうおじさん」 と言う人の話が、広がったことがある。 実在の人物なのか、どうかは分からないが、 本なども出て、あちこちで聞いた。 名前の通り、ありがとう、ありがとうと、 何にでも感謝して生きる事らしい。 そうすれば幸せになるとい…

冬の音が聞こえてくる

少し熱めのお風呂に入って、 髪を洗った。 熱った身体を、冷やそうと、 窓を開けたら、 雲のカーテンに隠れるように、 佇んだ白い月と、目があった。 南風が、カーテンを押し上げて、 部屋の中を通過してゆく。 ソファの背もたれに、顔を乗せたら、 濡れた髪…

逃げないで!

「ひき逃げは、あかんでしょ!」 どんな有名な俳優も、政治家も、 犯罪を犯した瞬間から、 容疑者、被疑者となる。 事故や事件に遭遇することは、 誰にでもおこりうることであるが、 逃げたら、追われる人になる。 積み上げた、栄光の城は、 一瞬で、崩壊す…

久美子さんにエールを

なんとも、秋晴れの、 コロナの事も、経済低迷の事も、 すっかり、忘れてしまいそうな朝。 現実に引き戻されるような、 ニュースが目に入ってきた。 「大塚家具の久美子さんが、社長辞任」 との、報道。 深い理由はないが、 私は密かに応援していた。 歩く姿…

タンス貯金の行方

「マイナンバーカード」 私の年代は、 殆どカードを持ってはいない。 出来た頃から、 プライバシーが管理されたり、 経済的なことまで、把握されるとの噂が、 流れていた。 コロナ渦により、経済の悪化で、 金融業界も、人員削除、支店減少、 それに伴い、急…

2020年を抱きしめて

神無月も、あと数日 神のいない月と、俗語もあるが、 どうあれ、無事に通過する模様。 来月11月は、霜月で、 字の如く、冬に突入する。 今年が終わるまでには、 ほんの少しの間があるが、 すべての行事は前倒しで、行われる。 ウイルスが蔓延しようが、 戦…

億万長者が消えてゆく

世界の億万長者が、 10分の1になったそうな。 私共一般人には、まったくもって、 関係のない話である。 この近代社会の中では、 これ程の経済破綻は、かつて無かったこと。 確かに、世界を代表する会社が、 次々と、赤字決算を公開している。 入金もなけれ…

令和のバイブル

「犯人捕まって、良かった!」 と、ホッとする。 どんなサスペンスドラマも、映画も、 最後には、犯人は捕まる。 だから、 途中で消したくなるくらい、 残酷な場面があっても、 悪は負けると、信じている。 現実に起こっている、 世界各地の悲惨な状況の、報…

60年前の漫画ブーム

親戚筋に仲良しの女の子がいた。 幼い頃、 二人は、少女漫画を描くのが好きで、 漫画交換ノートを、作っていた。 今から思えば、 彼女は、天才的な腕前だったと思う。 結構、枚数も溜まり、今なら、 ジブリにでも、投函していたかもしれない。 昔から人柄が…

バーチャルスペースは夢の中

数日前の、 怖いくらいにとんがった三日月から、 少しふっくらした、今日の月。 インフルエンザの注射のせいか、 少し微睡、うつらうつらといい気持ち。 窓から秋が通り過ぎてゆく。 まさかとは思いながらも、見た夢は、 真っ白な粉雪が舞い散る草原の中に、…

元気な人が、減ってゆく。

朝から、 インフルエンザの予防注射に行った。 GO TOメディカルのキャンペーン? みたいに、三密の中、満員状態。 テレビが、やんやと報道するので、 言われるがままに、日本人は動く。 次は眼科に向かい、目薬もらいに。 長椅子いっぱいに高齢者がすわり、 …

もはや遅かりし歳

今日は、 旦那のいない三婆トリオが、顔を揃えた。 何故か、季節の変わり目に、 必ず、ご馳走下げて立ち寄ってくれる、 優しい友人たちである。 歳は一回りほど若いが、 時代背景は、さほど変わらず、 話は、弾む。 三人、訳あって、 残念ながら、男性には縁…

結婚する勇気

「ナイナイの岡村さんが結婚!」 と、報道された。 彼自身に興味はあまりないが、 年齢が50歳、 お相手は、30代との事。 男性は、相当の歳になっても、 経済力、人間力があれば、 若い女性は、結婚に否定的ではない。 今の、女性の結婚の条件は、 優しい…

大丈夫とは思わない事

何故か、高齢者のなかには、 年寄りとは思っていない人が多い。 「この人、医療介護の仕事してるから」 と、友人が、私を、高齢者に紹介すると、 「いずれ、お世話になりますわー」 「そうなる前に、山登りやテニスに、 忙しいてー」 まだまだ、自分には遠い…

憧れのショートヘヤー

今日は、 「嬉しい美容院行き!」 二ヶ月に一回は、 老人にとってはかなり厳しい期間。 カラースプレーでは隠せない白髪頭に、 まとまらないボサボサ頭になって、 鬼滅の刃の鬼みたい。 20代の頃、 フランスの女優カトリーヌドヌーブに、 憧れて、 「この…

春を迎える為に

ドアを開けたら、 「寒いやん!」 と、薄手のコートを羽織って、外出。 先日、初雪が降り、 冬の知らせが、届いてはいたが、 まだ、夏の火照りの残像があり、 やっと初秋の嬉しさを感じていたばかり。 日本の、 「春夏秋冬」も、終わったか感ありき。 咲く花…

大切な日曜日

不登校で、学校に行けない子供も、 仕事で疲れたお父さんも、 朝早くからお弁当を作るお母さんも、 皆んな、日曜日は、 安心して、しばしの休息日。 雨が降っていたら、 ピチャピチャと降る雨を見ながら、 メランコリックな気持ちになる。 輝く様な太陽が出…

鬼滅の刃を見てもいい?

私の小さかった頃の漫画雑誌は、 「りぼん」 唯一買ってもらえる、 娯楽本であり、情報源であった。 現代の漫画、アニメの様な、 洗練された高度なものではなく、 「漫画ばっかり読んでたら、アホになる!」 との、感覚は今はない。 私の時代は、 家には、何…

陰口を伝えてくれる人

「貴方の事、嘘つきと言ってたわ! 酷い人ね!」 と、言いにくそうに、 でも、わざわざ教えてくれる人がいる。 そういう時は、 「長い人生で、一度も嘘ついた事無い人、 いるのかしら?会ってみたいね」 と、答える。 「皮肉みたいな言葉で、人を批判して、 …

生き残るための創意工夫

コロナ渦の中で、 受け入れ病院のドクターは、 大変だと、つくづく思う。 医者でも、サラリーマンなので、 若い時は、夜勤はあるは、給料は安いは、 アカデミックな職業ではあるが、 過酷である。 開業医のドクターは、 一人親方なので、自由も効くし、 経営…

忘却の世界にいても

朝、目覚めると、 時計の針を刻む様に、脳が覚醒してゆく。 間違える事なく、 いつもながらの習慣通りに、 事は進み、片付いてゆく。 生まれた時からの習慣は、 記憶やの中に、張り付く様に、 脳の一部となり、忘れる事はない。 貴方の名前を忘れても、 どこ…

ドライブ日和

今日は、最高のドライブ日和! 一日中、借りて 2500円のレンタカーで、出発! 世の中にこんな便利なものがあったのは、 知らなんだ! 乗りたい放題、行きたい放題、 返して終わり。 高っかいお金出して、 見栄と虚栄で、 駐車するにもままならない車に乗…

ママの手作り料理を忘れない

コロナ禍以降、 業務スーパーで売れていた業務用の食品、 片栗粉、小麦粉、パン粉等、 家庭用によく売れているらしい。 飲食業の人には、残念なことではあるが、 経済対策もあって、 「お母さんの手作り料理」 が、やっと頂けるようになったらしい。 私のよ…

夫婦でシェアハウス

家が狭くても、 押入れの中でもいいから、 自分の居場所を作るべきだと思う。 夫婦は、 いつもいつも仲良しではない。 一番、沢山喧嘩する相手かも知れない。 どこかの馬の骨同士が、 勘違いして、一緒になったり、 目的は、他にあって、 心此処にあらずで一…

運命では決まらない人生

出逢って、殺される。 出逢って、傷つけられる。 出逢って、騙される。 運命で済まされるなら、 たまったものじゃない! この世に生きて、 事件や事故で、幼い命が奪われる。 病気ひとつせず、寿命を全うする。 その短い人生、長い人生、 様々なる運命が、ド…

小さな支援

「お金を送ってもらえませんか?」 若い頃、 まだ、スマホなど無かった時代である。 親しい人から、切実なお手紙が来た。 私自身も、裕福でもなく、 生きるために、働いていた頃である。 よほどのことだと思った。 「いくら?」 とも聞かず、理由も聞かず、 …