「かつて、誰も味わったことのない」世界が見たい!

「夜明け前」の、

暗い夜空を、

ヘッドライトの光を放ち、

静寂な闇夜を、轟音を立てて、

突如、

雷が走りぬけてゆく。

 

最近は空がうるさくなって、

いつもなら、

もう半時間は、眠れただろうが、

頭が冴えてしまって、

寝直しはできない。

 

春が、

「居座る冬」を、追いやって、

「春よこい、早く来い」と、

歌う子ども達のために、

温かな風を、追い込んでくる。

 

「春が来る前」に

桜🌸が、満開になってはいけない!

おたまじゃくしが、

冬の間に突然変異で、カエルになる。

 

「春夏秋冬」のある風情を、

味わうために、

外国の観光団が、雪降る中を、

半袖に半ズボン!

パンフレット通りに、

ならない日本のお天気に、

ごめんなさい。

 

気の毒には思うが、

世界の端と端、

自然も、文化も違って、「当たり前だべ!」

 

一瞬で、

地球が小さくなったみたいに、

簡単に、どこにでも行ける様になった。

まもなく、

宇宙旅行」も、夢ではない。

 

多分生きてるうちに、

宇宙ロケットに、乗れるとは思わないが、

昔の人たちは、

あの世は、天高くあると思って、

天を仰いで、

亡くなった人を偲んでいたが、

 

天国に召されるのではなく、

あの世など、ない事を、

こちらから、確かめに行くなど、

誰一人、想像すらしなかったはずである。

 

人間が、

アバターになったり

AIロボットが、

本人に成り変わってくれる、

世の中になるまでには、

私は、

残念ながら消えてしまうけれど、

 

地球も宇宙も、

「かつて、誰も、味わったことのない」

世界を見てみたい!

早く、生まれ過ぎた事が、

残念である。