「新しい生命体」が、どこかの試験管の中にいる

自分自身を、

深く、かき分けてゆけば

人間として、

「弱く、愚かな、裸の老婆の姿」が、

見えてくる。

 

「人間という生命体」は、

小さく、微力で、

大いなる敵にあえば、

一捻りである。

 

我ら、

「元、ホモサピエンス」は、

弱いからこそ、集団を作り結束する。

一人より二人、二人より三人、よれば、

文殊の知恵」はここからきたのかは、

定かではないが、

確かに、一理ある。

 

ホモサピエンスの前に、

大きく、力もあり、賢い、

ネアンデルタール人」が、

存在していたが、絶滅した。

 

力強く、誰にも負けない、

「自分の存在が、神にも近い」と、

周りから崇められれば、

我欲から、

戦いは起こり、殺しあう、、

 

今の時代にも、

ネアンデルタール人的、

専制主義のリーダーたちの血統」も、

密かに引き継がれて、

世界を震撼させている。

 

未来永劫、

同じ生命体が、生き残った証はない。

いつの日か、

必ず、新種に成り変わってゆく。

 

今も、

「地球のどこかで」

「宇宙の星のどこかで」

新しい生命体が、変容する時を、

静かに待っている。

 

もう、すでに、

その生命体は、

地球に、運び込まれ、

試験官の中で、

「成長し続けている」かもしれない。

 

未だ、

コロナウイルスは戦いを辞めず、

インフルエンザは、冬から夏に、

変容しつつある。

熱さと、大雨が、

自然形態を、歪めてゆく。

 

これが、

宇宙の摂理とすれば、

私たち生命体も、

自ずと、姿形を変えてゆく。

 

生きてはいないが、

「100年後の人間」が、

どんな風に変容したかを、

見てみたいものである。