「相談室」
「相談員」
「相談業務」
市役所や、福祉関連の事業所に行くと、
窓口や、エレベーターの中に、
いえ、駅のトイレの中にも、
張り紙がある。
「なんの相談?」
「よろず相談?」
うちの市は、弱者や、困窮者まで、
きめ細やかな、救済をしてますよと、
言わんばかりだが?
自分自身を考えても、
命に関わるほどの、困った問題や、
親しい人にも、言えない問題を、
会ったこともない、
有資格者の専門家でも、ない人に、
相談できるかと言えば、無理である。
今、問題になっている、
「性加害」の問題、
「先生や、上司」からのパワハラ、
「友人、知人」からの意地悪、
「貧困生活」からの、脱却、
「家族」からの、暴力。
こんな問題を、
誰が、相談にのってくれて、
救われる道へ導き、
人生の立て直しを、支援してくれるのか、
「疑問」である。
どんな人が相談に乗るかは、
定かではないが、
よほどのキャリアと
アカデミックな有資格者でなければ、
解決は、出来ないだろうし、
なにより、
「死ぬほど、困ってる人」は、
もはや、
どこの窓口にもいけず、
真っ暗な部屋で、閉じこもっているか、
物も食べれず、
歩くことさえ出来ないだろう。
ペンと、書類だけ持って、
書き込んだ問題は、
その日のうちに、処理がされるのだろうか?
私の知る限りでは、
並んだファイルの中に、挟まれて、
「事件や事故」が起こって、
はじめて、
「以前聞いておりました」と、
いう話が、多い。
「少子高齢化」で、
国民が減っていくと、慌てる前に、
いま、
存在している国民が、
仕事ができて、家庭を持てて、
生きていける日本に、するべきである。