「そこそこの歳」で、おさらばしたい

間も無く、

数年生きていれば、

「80代」に、突入する。

 

一体誰の話?

というほど、実感が湧かない。

いつの頃からか、

「100年寿命」と、言われるようになり、

近年、

100歳など、珍しくもないのである。

 

「もう、60代です」と言えば、

「そんなん、若い若い!」

「もう、70代です」と言えば、

「後、30年はあるわ!」と、

驚きもしない。

 

100歳まで、生きれるとしても、

何一つ、残ってはいない。

「家は手放し」

独居暮らしの小さな住まい、

「想定外の長生きに」

預貯金は残らず、

「友人知人は」

認知症やら病気で会えず、

「勿論、仕事など」

あるわけ無し。

 

「そこそこの歳」で、

この世からおさらばしたいが、

そこそこは、何歳なんだろう?

自分のこともわからなくなるまで、

「生きとうないね」と、

皆、願ってはいるようだが、

 

長生きのための、

「運動やリハビリ」に通い、

サプリメントや健康食」に、お金をかけて、

「一年に一回の健康診断」は、欠かさない。

 

そうやって、

最後まで、「人生全う!」するために、

「ピンピンコロリン」が、

理想の形と、願ってるのである。