若い頃は、
しばらく、会えない友人に、
「元気かしら?」と、思ったけど、
歳を重ねた、最近は、
「生きてるのかしら?」と、
失礼ながら、思ってる。
人は、老いると、
「死」や「病」は、当たり前、
さすが、
90歳を越えると、
「すごいなー!」と、びっくりする。
高齢者が集うと、
「長生きしたらあかんのかい!」
みたいな、会話や噂話が、
とびかって、
「羨んだり蔑んだり」と、
他人の動向が、気になるらしい。
「ボケる前に死にたいわ!」
「ピンピンコロリンが、理想!」
「長生きは、みんなに迷惑!」
高齢者の、口から出る言葉は、
本音は出にくい。
残された貴重な時間、
やっと、
社会から離脱して、
何をやっても、「自由な身」
「我慢、辛抱、人の為」の
時代に生まれて、
「精一杯の自分の人生」
お褒めの言葉は、誰からもない。
一生懸命育てた、子供達からも、
可愛がった、孫達からも、
自立できなくなった、
お婆ちゃんには、「用はない」かな?
残された時間、どう過ごすかの、
「素敵なプランニング」を、
してくれる人が、いれば、
最高の「エンディング動画」が、
創れるかも知れないと、
願ってやまない。