歳を取らないのは、脳かもしれない

「また、切っちゃった!」

このあいだは、

野菜を切る、千切りスライサーで、

「指をスライス」した。

 

切った感じはあったが、

痛くはなかったので、

「良かった!セーフやん」と、

安心していたら、「血が吹き出した」

 

今日も、

冷凍室に入れていたスープを

ガラスの入れ物から出して、

洗おうとしたら、割れ目に指を突っ込んだ!

「指2本の、爪の間から」

ピュッピュと、「血が吹き出した」

 

主治医からは、

「血をサラサラにする薬」を、

投与しているから、

くれぐれも、怪我せん様に!

打ったりぶつかったりせんように!

と、言われた矢先である。

 

まあ、

真っ赤な血が、

拭いても拭いても、出てくるので、

今度は心臓がドキドキしてきて、

気分が悪い。

 

70歳を超えた頃から、

指を、「切った貼ったり」

脚を、「打ったり腫れたり」

持とうと思うものを、

「落としたり、飛ばしたり」

多分、神経がやられ出している。

 

本人は、

きっちり掴んでいるつもりが、

そうでもなく、

そっとおいたつもりが、投げつけている

今に、包丁やら、鋏が飛んできたら、

どうしょう?

 

高齢者になると

多少認知症があろうが、

経験がものを言って、

理解ができている。

 

100年近く、

同じことの繰り返し、

滅多に忘れるものでも無いし、

特に

「喜怒哀楽のエピソード記憶」があれば、

ほぼ忘れる事はない。

 

頭から、衰えていくと、

いう人もいるが、

私から見れば、

身体から、衰えて動かなくなり、

寝たきりになってゆく

 

全ての指令は、

脳から発信され、

眠っていても、動き続けている。

ひょっとしたら、

病気にでもない限り

一番

歳を取らないのは、脳かもしれない。