世界の日本から、世界の中国に

もはや、先進国のなかでは、

日本は、「蚊帳」の外である。

 

経済、防衛、宇宙工学、先端医療、

EV製造、

全てにおいて、

中国は、世界に躍り出た。

 

40年前、

日本の、製造工場は、

人件費の安い、中国に移管した。

同時に、技術もノウハウも、

全てを、伝授した。

 

そして、日本は、

コツコツと、クオリティの高い、

製造業から、手をひき、

「商社」と言う、

物を売るだけの、楽ちんな商いに、

手を染めたのである。

 

その頃に、

夫も、教えるために、

中国の科学工場に、技術者として、

国から、支持されて行った事がある。

 

日本の下請け工場として、

中国の人達の、過酷な労働により、

アメリカと並ぶほどの

経済大国に、のし上がってきた。

 

もはや、

日本など、眼中になく、

「世界の日本」から、「世界の中国」に、

取って代わったのである。

 

日本には、

「売らへんよ」と言われたら、

 一瞬で、平和な暮らしは、変わってしまう。

米中関係を、横目で見ながら、

何もせんと、眺めていたら、

あっという間に、取り残される日本になる。

 

何もしないで、

「100万円」を、知らん顔して、

貰うような、ちぃっちゃな人達が、

世界の競争の、スタートラインに、

立てるとは思えないのである。