「嵐の前の静けさ?」
なのか、いつもより明るい太陽が、
照らしている。
「ほんとに大雪が降るの?」
かと、疑わしくもなるが、
最近のお天気は、当たるので、
吹く風が、不気味に感じる。
阪神間には、長く住んでいるが、
大雪で、被害にあったことは、
ほとんど、聞いたことはない。
今のご時世、
何が起こるかわからないし、
現に、震災、災害、感染と、
悲劇が繰り返されてきた。
自然災害には、人間は手も足もでずに、
大雨や、大雪が、通り過ぎるまで、
安全な場所で、待つしかないのである。
メディアに煽られて、不安な高齢者は、
買い出しに走り、
若者は、
「矢でも鉄砲でも持ってこい!」
と、言わんばかりに、
夜の街に繰り出してゆく。
日本のリーダーが、
計画も方針も決めず、
その場しのぎの対策で、
足のない幽霊の様な現状である。
何が起こっても、
自分の事は、自分で考え、
行動しなければならなくなった人々を、
止める事は不可能である。
傷ついた日本を、浄化する為に、
悲しみの令和2年が終わる日まで、
真っ白な雪が、降り続ける。