幸せ感。

「幸せになりたい!と、思っている人は、
ある意味、我欲ですよ」
昨日、知り合いから言われた言葉が、気になりながら、かなりの疲れで、バタンキュー。
こんな風に、この歳になっても続くので、
時々、いつになったら楽になるのかしら?
幸せになるのかしら?と、少女漫画のような
ため息めいたものが、頭によぎる。
辺りが、ざわめかず、問題がないときは、
「なんて、幸せ!ありがたい」と、思う時もあるのに、しんどいことが続くと、人間は、
自分の人生を恨む。
確かに、幸せになりたいと、幸せをゲットできるものではない。
幸せは感じるもの。
苦しいことや悲しいことが起こっている時も、
見上げた夜空の月の輝きや、燦々と降り注ぐ太陽にさえ、癒されてホッとする瞬間があったり、友人の優しい言葉に支えられたり、家族の笑顔を見た時には、
「何が不足?十分幸せ」
と、ありがたさを噛みしめる。
起こる出来事や、得たものや、勝利感ではなく
自分の生き様を振り返り、納得して、生きてる自分が嬉しいと思えれば、すでに、幸せ。
一見、不幸せそうな人が、文句も言わず、粛々と生きてる姿に、感動する時がある。
「これ以上、何を求めるものがあるのですか」と、笑顔で答える。
時々、卑屈になる自分に反省し、今日が始まることに、感謝です。