青空を取り戻す日

梅雨を押しやって、

初夏を思わせる日差しに、

一瞬の開放感、

 

張り詰めていた緊張が、

太陽の温かさで、溶けてゆく、

 

ほんのひと時の、幸せを、

一層、

感じる時代になった。

 

固まった観念が、

解けてゆく糸になり、

真新しい布が織られていく。

 

ウクライナ色の青空を、

多くの聖なる風が、取り戻す日を、

待ちかねる。

 

人々の犠牲の魂が、

天使に変わることを、願ってる。

 

祈りと願いが、

凄まじい実行に、変容する、

世界の動きに、圧倒されている。

 

今もなお、

人間の深淵に、

崇高な意志が、横たわっている事に、

感謝と喜びを感じている。