神様と、最後のショッピング🛍️

ニューヨークで生まれた、

「バーニーズショップ」で、

夏らしい、

サッカー生地の、

「ロングドレス」を買った。

 

スカートを広げると、

「子供が3人くらい」

隠れるほどの、フレアーが素敵で!

 

でも、

明るい色彩、

華美なデザインの、

バーニーズの作品にしては、

「薄いベージュの小花」が、

地模様の様に、散りばめられている。

 

多分、

どこにレイアウトされていても、

見つけられないほど、

静かで、おとなしい!

「物言わぬ、ドレス」

 

ゆったりとした、ちょうちん袖に、

これ以上、痩せたら、

脱げちゃう様な、襟ぐりを、

ぎゅっと握りしめて、

 

「これ、下さい!」

と、迷わず、店員さんに、

笑いながら差し出した!

 

「試着されますか?」

と、言われたけれど、

「着なくても、大丈夫!」

と、心の中で、呟いてた。

 

久しぶりに、

真っ青な空の下、

異次元みたいな、街なかで、

爽やかな風が、後押ししてくれた

「私だけのお買い物」

 

もう一つの探し物、

🩷ピンクののミスディオールの、

オードトワレ、

美しい、

「宝石の様なガラスの扉」が、

静かに、

私を誘ってくれる。

 

 

神様と、

「最後のショッピング🛍️」が、

時間を忘れるくらい、

黄昏の時間の中で、流れてゆく。