チョット、待ったらんかい!

ひと昔前、夫婦のぼやき漫才師がいましたっけ?絶妙な話術で社会に物申す漫才である。奥さんが褒めるとオッチャンが間髪入れず、チョット待ったらんかい!とぼやき出す。あまりに的を得ているのがおかしくてケラケラと笑ってた。その私が、最近このオッチャンみたいになりつつある。まずは日本の難問題少子高齢化についてである。静かなる介護の世界が介護業界と呼ばれ、飲食、不動産、パチンコ屋まで介護施設経営に参入。何十年後かには人手不足ゆえに、AIロボットヘルパー、動物ヘルパー、人間、あなたの介護はどれでもチョイスということにもなりかねない勢い。チョット、待ったらんかい!と、私も含めて高齢者は声なき声で叫んでる。100歳寿命、健康生活、生き生きと暮らしましょうと行きたくもないデイサービスの車が横行する。なるべく、どなたにも迷惑かけないよう静かに死んでいくので、「ほっといて」と、今日も一人でぼやいています。