2019年を迎えうつ。

宇宙の法則通りに、2019年が滑り出した。
まずは穏やかな風の中を、出発。
みんなを乗せた船は、未知なる未来へと向かっている。
2018年の悲しみを積み残したまま、大海原へと突き進んでゆく。
荒れ狂う嵐や、津波が来ることも想定内の覚悟の上で、時代を越えて行かねばならないのである。
長い歴史を、何が起こっても、最後まで、生き抜かねばならない事を知っている。
誰もいない船のブリッジで、自動操縦の音が聞こえる。
秘密文書は隠されたまま、地図のない航路を
波しぶきをあげて、地平線の向こうへと舵を切る。
壮大な宇宙を制覇して行くネット社会の中で、
螺旋から振り落とされていく人々。
見えない網目を手繰り寄せて、宇宙の神秘が解読されて行く。
人間の叡智は無限であることが、次々と証明される時代となった。
しかし、生身の肉体を持った人間には、限界がある事を忘れてはならないと思う。
バベルの塔」が、天までは届かないことを、魂は知っている。
何が来ても、何が起こっても、慌てずに対応できる知識を学ぶ、2019年になるだろう。