ひきこもりは当たり前

ひきこもりは、子供の登校拒否だと思っていた。
全国調べてみたら、いい歳の大人も、いつのまにか増えていたらしい。
もともと、存在はあっただろうが、注目されなかっただけとは思う。
ひきこもりは病気?かと言えば、精神疾患を伴わない限り、病気ではないらしい。
最近は情報が、テレビやスマホで発信するので、ほとんどの人が名前くらいは知っている。
昔から学校に行かない、会社に行かない、家から出ない人達は、身近にいたので、あまりびっくりもしないし、心配もしない。
ネットなどに、
「就学、就労、必ずできる様になる治療があります」
など、書かれていると怖い気がする。
まず、ひきこもりは、悪ではない事。
計算されたカリキュラムにのせれば、元気になって学校や会社に行くわけではない。
そんな簡単に行くわけがない!
そもそも、そうなる原因は、それぞれあるだろう。
世の中が嫌、会社が嫌、人間が嫌、日本が嫌、
何かのきっかけで嫌になった。
「学校は行けてたんですよ。成績も優秀で・・・」
「大学を卒業し、大手の会社に就職、人間関係で、2、3年しか続かないの繰り返しです」
勉強も学校じゃなくてもどこでも出来るじゃないですか?
同じ会社に、2、3年働かれることができるなら、家でできる仕事もあるじゃないですか?
肉体的に支障が出ている人なら、薬もあるし、コンビニくらいいける、この人なら外出して会いにいけるなら、なんの支障もない。
ただ、周りが、
「自立してもらわなければ!」
と言うのは、お金を自分で稼がないことが
問題だからなんでしょう。
では、外出はしないけど、IT関連の会社で、家でパソコン操作ができればいい仕事につき、お給料をもらえば、それは「引きこもり」と言うのでしょうか?
「ひきこもりの支援と援助」
とは、具体的には指し示してはいない。
ピンポン押して、相談業務で、話を聞いて記述して終わりではない。
深い思慮もなく、知識もない行政の有資格者が、無責任な関わりかたはして欲しくない。
誰よりも、純粋で、誰よりも傷つきやすい普通の人達である事を、忘れないでほしい