本物の力量

もとより、引きこもりの人でさえ、

自粛要請から今日までの期間、

「自宅待機に我慢ができなくなったわ!」

と、おかしな現象になっている。

 

という事で、

元気である。

多少の貯金はある。

普通に、休みが取れる。

そんな人達は、これ以上は我慢の限界。

 

日々、

上司や、夫や、姑に、

私的な我慢は、多少はしてきたが、

世界レベルの「我慢」はしたことない。

 

空は高く、青い、

緑の木々は、そろそろ色づいて、

絵画のような姿を見せる。

 

そして、

日本海には蟹が集まり、

丹波の山には、栗やら松茸の出番である。

豊かな国の豊かな食材を収穫して、

みんなで味わいたい。

 

当たり前のことが当たり前でなくなった。

有事の時に、自分の行動が見えてくる。

普段は理路整然と常識的だった人が、

意外にも、

「これぐらいいいやん」と、持論で流す、!

 

「夜の街」で、

ウイルスを撒き散らかした極悪人に、

されてしまった人達が、

完璧なコロナ対策をした。

 

生きる為に、危険を冒して働き、

居場所のない人たちの為に、

明かりを灯し続け、

感染源から見事に打破して、

感染者を、封じ込めたと聞く。

 

彼らは、明らかに「数字」で示し、

行政は、具の音も出ない。

 

小さな頃から、

誰かと、

社会と

運命と、

戦い続けてきた人たちは、強い!

 

日本のてっぺんで、

ふんぞり返って、権力で指示命令を出す、

人達だけが、国を支えているわけではない、

 

夜の街の、

一人の若者の魂の中に、

使命感を持っている人達が、

日本を支えていることを、

忘れてはならない。