一人暮らしの日曜日の朝は、
静謐で、幸せな時間が流れている。
暮らしはささやかで、質素ではあるが、
生きていることを実感する。
外は、コロナが蔓延し、
経済が破綻寸前の兆しとなり、
人々は、不安と恐怖の中にいる。
政府が、
「GO TO・・・!」
と、言えばいうほど、
「レッツゴー!」
と、掛け声をかけてるように聞こえてくる。
以前なら、
「たまには、ゆっくりするか」
だった日曜日や休日が、
「何処かに行くか行かないか」の、
議論になって、
頭の片隅に洗脳されたが如く、
「経済!経済!」がよぎるのである。
老若男女、一般人は普段から、
一生懸命働き、きちんと税金を納め、
自助努力している。
地域の中で、自治会に参加したり、
公園のお掃除したりと共助もしている。
震災、原発、災害、感染、
個人では解決できない時こそ、
政府に、公助してもらうのが当たり前。
今こそ、
有事の時に、国会開いて、
普段使っていない頭を使い、
手を尽くして欲しい。
法律が、邪魔するならば、
緊急措置でも、決めて法案を通して、
「実行!」にうつして欲しい。
ピストル片手に、
「ヨーイ ドン❗️」
で、国民を走らせて、
上がる数字を眺めてるのは、
誰なのか?
本当は、みんな疲れてる。
それでも、頑張るけど、
「早く、終わって欲しい」
と、願っている。
そんな国民を、試すような、
どっちつかずの対策で、振り回されて、
医療介護の現場も、
感染増大で、不眠不休の状態と推測する。
温かな部屋で、
美味しいカフェオーレを飲みながら
心穏やかな日曜の朝のはずが、
頭の中だけは、
時を刻むように、動き続けて、
穏やかではないのである。