最近、
コロナのこともあって、
テレビ各局、ワイドショーに力を入れてる。
平日のお昼は、
どのチャンネルを回しても、
ワイドショー。
お決まりのコメンテーターが、
芸人さんのお株を取ったようである。
あとは、旅番組から、
もちろん食べ物番組。
出演者は、吉本の芸人さんが、
歩いて、歩いてのロケ番組。
どこまでいっても、肉体労働。
その上、こんな時でも、
ゲラゲラと笑ってる!
「笑え!」
と言われても、笑えない状況の中で、
「よう、やったはるわ」と、感心する。
沈んでる社会には、
こういう人達も、重要度は高く、
改めて、「芸人さん」の価値観が変わる。
現代の若者にとっては、
芸能人は、一つのステータス。
東大出ても、そちらを選択する人もいる。
当たれば億万長者である。
昔なら、
国家公務員か地方公務員になれば、
一生安泰。
給与は良いし、休みは多いし、
営業もなければ、競争もない。
しかし、
今は、国家公務員など、なり手が無い。
変わりつつある未来において、
民間の会社が、「宇宙ツアー」に、
パソコン起動で、テレワーク。
学校に行かない、オンライン授業、
運転手のいらない乗り物、
そして、
軍隊のいらない戦争。
人間が必要のないものになったら、
人間は何をするのだろう?
完璧な、ネット社会になれば、
テレビも無用の長物になる。
その頃には、
私はこの世にいないけど、
今、テレビの画面を独占してる、
「芸人さん」の笑いも、消えるかもしれない。