雪解けの春を待ち望む

隠れた冬の気配がする、

一瞬の春に、喜びもせず、

少しずつ、

春を迎える準備をしている。

 

重い心を、激励しながら、

時代の移り変わりの中にいる。

しっかりと、

目を開き、歴史の転換期を、

受け止めている。

 

休日に、買い込んだ、

丹波生まれのお野菜と、

備蓄のための、飲料水に日用品、

 

一人暮らしの年寄りができる、

唯一の防衛、防災はこんなもん、

災害、震災の上に、

戦争も、付け加えての備蓄品、

 

人生のエピローグ、

こんなにも、悲しい場面は想定外、

泣いても、悩んでも、

どうにもならない現実を、

真摯に受け止める、自立暮らし。

 

激動の世界の出来事は、

こんなに小さな国の

こんなに小さな命にまで、

リンクしている。

 

遠い国の、悲しみと苦しみが、

冷たい氷の様に、

心の片隅で、震えてる。

 

いつの日か、

雪解けの春が来る事を、

静かに待ち続けている。