歳を重ねても「孤独好き」

昔から、

「孤立」は、考えものだが、

「孤独」は、好きである。

 

6人家族が、

当たり前の頃、

家族が、多くても

自分の部屋に、入れば、

「独り者」

 

「勉強」のふりして、

「漫画」を、描いたり、

「本」を、読んだり、

人との、

お喋りも、返事するのも、

「面倒くさい」お年頃。

 

一歩、外に出れば、

知人、友人、パン屋のおじさんにまで、

愛嬌振って、

「あの子は、明るい子」と言う、

イメージつけて、

本当の私は、「孤独」な子。

 

何故か、

「人間嫌い」で、単独行動。

親に黙って、行ったところは、

数々あれど、

今となっては、「貴重な想い出」

 

「仕事」に、夢中で、

「子供達」には、興味のない、

父親が、幸いして、

「門限」に、家に帰り、

知らん顔して、食卓を囲めば、

「良き家庭」の象徴。

 

皆んな、

心に「一物」持って、

いつの日か、飛び立つ準備を、

其々の「子供部屋」で、時を待つ。

 

年を重ねても、

人並みの「老い」を、迎えても

「孤独好き」は、変わらない。

 

周りが、いなくなり、

「本当の一人ぼっち」に、

なっても、なお、

「孤独感」は、衰えず。

 

長い、月日、

世間の「同調圧力」にも、

社会の「プロパガンダ」にも、

振り回されないだけの、経験と、 

人間の奥深く、横たわる、

「真実」を、見てきたからである。