誰が為に、走り続ける人。

コロナ感染が始まって、2年近く、

隠遁生活の様な日々が続いている。

 

そろそろ、

もうひと頑張りしようかと、

仕事の計画を立てていた矢先であった。

 

あれよあれよというまに、

それどころではなくなり、

新しい仕事は断念した。

 

私の周辺の人達は、

高齢者枠ではあるが、

パワフルでメンタルが強い。

 

予定を変えず、今まで通り、

完全対策守って、自信あり、

一番すごいのは、

「私、コロナにかからないので」

と、意に介せず。

 

元々、

年相応に、ガタは来ているが、

医者やら整体に通いながら、

サプリメントやスポーツジム、

何より、精神が若い!

 

他人から見れば、

ただの爺さん、婆さん、

どう思われても、お構い無し。

 

何故か、こういう人は、

経済的にも余力があり、

他人の面倒見はすごい、

誘われたら、頼まれたら、

倒れるまで、付き合うのである。

 

結局は、他人の事が、自分ごとになる。

「誰が為」に走り続ける人は、

神の手の中にいる。

 

側で見ていても、

のし上がっていく、運命もすごい。

抱え込んだ、荷物もすごい、

独りよがりで、小心者の私には、

決して、真似できない。

 

こう言う人が、一人ぼっちになったら、

どうなるのかは、興味はある。

声もかからず、世話する人もいなくなる。

一人に強い私の方が、

最後は、

しぶとく生きている様な気もする。