国は、国民の最後の砦
土曜日は、あっという間にやってくる。
歳と共に、スピードが上がる。
学校や仕事に行く若者達の、休養日、
日曜も含んだ、48時間は、
誰にも邪魔されない、自分だけの時間。
義務を果たして、権利を勝ち取り、
ささやかでも、
つつがなく暮らしたいと、みんなが願う、
世の中には、
1年365日、1日24時間、
土曜日も、日曜日もなく、
暗闇で、彷徨う人がいる。
仕事に就けない、
お金が無い、
食事が出来ない、
恋人もいなければ、
家族もいない、
公的機関の中に、
相談に行ける扉は開いてるの?
お金、食料、治療の支援は?
ひとつでも、条件が合わなければ、
「残念ですが」と、お断り、
こんな時代に、こんな日本で、
「絶望」はありえない。
「最後の砦」を、探し続けて、
人生の最後になるのは、
あまりに悲しい。
津波や洪水で、家が流されたら、
暖かな部屋を、
停電で、電車が止まれば、
無料で、眠れる場所を、
コロナにかかれば、
医者や看護のいる、医療施設を、
家族から虐待される子供がいれば、
市役所の安全な場所を、
命を救うのに、条件はない。
国が救わなければ、
誰に救われるのか?
日本国民は、
日本国が、、家であり、親である。
見放さないでほしい。
検討している間に、命を落とす。
この先進国で、
あってはならない事である。