若者達の叫びに、耳を澄ます。
真夜中の悪夢も、ストレスも、
吹き飛んでしまいそうな、秋晴れ。
人間界で、
何が起こっても、
世の中、ガタついても、
回り続ける地球に、救われてきた。
「この星は何やってんのん!」
と、宇宙の神がいるならば、
呆れてる。
壮大な宇宙の神秘の中で、
浮いてるだけでも、奇跡に近い。
引力がなくなれば、
何もかも吹き飛んで、一巻の終わり!
自然界を愚弄して、
畏れも、恐怖もなく、
バベルの塔を積み上げていく、
人間という生命体、
ウイルスよりも、タチが悪い。
家の中の暮らしだけが、
人生ではない。
生活という次元の中で、
平面的な物事の解決だけではなく、
多面的な思考で、
人生の次元の中を、生きて行けば、
見える景色は、素晴らしい。
気づき始めた若者達の叫びに、
耳をすませば、遠い過去の自分がいる。
一瞬で、街が消えて行く現実を、
少子化で、朽ちて行く現実を、
誰よりも知っている。
「悲しみは繰り返さない」
と、誓った約束を、
「一枚のパンを分け与える」
と、知っている教えを、
地球に守られてきた私達が、
地球を守る側に立つ時代になった。