生まれ出る国も、親も、
選べないのは、運命でしかない。
選択肢があるものは、
結果が悪くなっても、
自己責任は、発生する。
例えば、
政治家に関しては、
どうあれ、
国会に送り込んだのは、
自分の一票である。
特に、
日本は、政党政治であり、
数で勝つ。
政治家が、なまくらであり、
信頼できなくても、
その姿は、国民の姿となる。
知った上でのチョイスであり、
信頼出来るかな?位の、
希望的推測が、優先する。
敗戦後、
「やけ」も起こさず、
「テロ」も起こさず、
ただ、ひたすら、
民主国家を目指す、真摯な日本に、
アメリカに守られて、
現在の、日本がある。
ドルに並んで、
円は、世界の通貨であり、
経済は、揺るぎなく不動である。
恵まれた国に、
感謝の気持ちはあるが、
あまりに平和な時代の中で、
危機感は失われ、
想像力は低下して、
民族性は、変容してゆく。
食い違う、
心と脳のバランスを、取り戻す為に、
今一度、
学び直す作業を、
政治家も、メディアも、
そして、国民も、
始めるしか無いのである。