「真っ青な秋の空」を、
黒い雲がながれ、暗黒の色に移り変わる。
「真っ赤」な紅葉。
「黄金色」の銀杏並木が、
消えてゆく。
かつて、
「平和な秋の風」が吹いていた街に、
誰もが、気づかないうちに、
日本の経済が、
「崩れてゆく音」が聞こえる。
世界恐慌の中で、
経済が傾いた、途上国は、
「債務不履行」になり、
借りた方も、貸した方も、
莫大な被害となる。
終戦後の日本、
奇跡的な、復興を遂げて、
世界を震撼指すほどの偉業を遂げた。
「最も小さな国」が、
「世界一経済大国」となったのである。
世界から助けられた恩を忘れず、
「支援される側」から、
「支援する側」の国となり、
先進国の中心国家として、
重要なポジションとなったのである。
「混迷の時代」に、
どこの国も、苦悩している。
自力で、未来に生き残るために、
豪風雨の海を、
其々のトップは、必死の舵取りをする。
行き先を間違えば、
国も、国民も、乗せた船は、
沈没してしまう
「教育が、低迷している国」の人達は、
するすべもなく、
神に乞うしか無いのである。
「神頼みも、リーダー依存」も、
何の役にも立たず、
飛ばねばならない崖っぷちに、立ち、
今、「飛ぶ勇気」が問われている。
一昔前に観た、
アメリカ映画の
「インディジョーンズ」
生きぬく為の冒険物語に、
「ドキドキ、ワクワク」した、
私達高齢者達、
現実世界から解放された、
「メタバースの世界」に、
自分の分身である「アバター」を、
投入する、若者達、
秋の夜長に、
お月見を楽しんでいたら
「夜空の星」が、ミサイルに変わる。
映画の世界でもなく、
メタバースの世界でも無い。
我が子の頭から流れる血を、
親であっても、止められない、
「絶望の世界」に、ならない為に、
一人一人が、
未来を、予測して生きねばならない。