お金より命って本当?

大昔、例えば、江戸時代の武士達には、命より大切なものはあったかも知れない。
大義名分、恩や義理などで貫くことが、尊厳に値する道理であったらしい。

しかし、現代においては、
「命」が、何をおいても優先される。

お金と命。
命が取られるならお金が取られる方が良いに決まってる。

不登校と命。
いじめで命に危険が及ぶなら、学校なんか行かんでよろしい。

家族と命。
親からの虐待があるなら、親子の縁など切ればいい。

会社と命。
もちろん命です!
と言うように、この世の中は、本当に貴方の命を優先し、守り、賛同してくれたのか?

表向きは、「命あっての物種、命が一番」
と掲げているが、何故に今も、高齢者がお金のために命を落とし、親が子供を虐待し、会社や学校でのいじめで、自殺するのか?

日常生活の中で、どんな小さな場面でも、常日頃から、命と向き合い、何が大切かが根幹にあれば、こんな悲劇は起こらないのである。

命を守ってくれるはずの安全な場所に、逃げ込んだはずなのに、そこに居る人達の判断で、
地獄に再び押し戻されるのである。


「運命やね」と、下を向いて泣いてるふりをしている人が多すぎる。
人を救う仕事をしている人が、助けてくれるとは限らないのです。

たとえ、その行動が常識から外れていようと、勇気と判断を持って、自分達が手を差し伸べなければ、大切な命は守れないのである。