しゃしゃり出る煩悩

引いてこそ、美学、此処にあり。

 

貴方は、安倍総理の女房役を、

みごとに、貫かれた方です。

殿がお立場を、引かれたならば、

髪を下ろして頂ければ、

「さすが、官房長!」

政治家の鏡になったはず。

 

個人的願望ではありますが・・・

主人の後を、貴方が総理大臣は、

ちょっと、ドラマにはなりません

 

歴史を振り返れば、

負け戦であれ、見事な最期を遂げて、

有終の美を飾る男の美学。

最近は、その様な男子は、

あまり見かけは致しません。

 

現代の戦といえば、近いところでは、

「裁判沙汰」

刑事事件は別として、

近しい身内が、お金が絡んで、敵味方。

 

あの親子が?あの兄弟?

まさか、あの夫婦が、血みどろ試合。

「お金じゃないんですよ!」

と、叫んでますが、

結果、お金になるんです。

 

裁判まで行かなくても、

冤罪をかけられたり、

悪者にされたり、

パワハラされたり、

虐められたり、

差別されたり、

と、個人的戦いは、日々繰り返されている。

 

カーッとなる、

ワーッと泣く、

キーッとなってはいけません。

こんな時こそ、心鎮めて、冷静なる判断を。

 

終わらすならば、

引くしかないのです。

消えるしかないのです。

 

其々の真実は、その数だけありますが、

真理は一つ。

仏様にはなれませんが、

「ほっとけ心」と言う言葉もある様です。

 

戦いの土俵から、

少し手を伸ばして、

少し背伸びして、

高みを目指したら、

美学のステージがあるのかも知れません。

 

我慢ではなく、

自ら引く事に、人としての美学がある。

と、聞いてはいますが、

ついつい、頭ひとつ出てしまう煩悩に、

私もまた困っている次第です。